京都の旅の二日目。この日のメインは三十三間堂です。

朝早くホテルで朝食。たっぷり食べて、デザートの「手作りプリン」もゆっくり楽しめました。このコンフォートホテルの人気が高いのは、スタッフの感じが良くて、部屋が狭まっ苦しくなくて、朝食が美味しいからでしょう。
三十三間堂の千体の千手観音。高校生のころは仏像に興味は無かったので、何の印象も残っていませんでした。今回は、圧倒されました。平清盛の威信を示すためという意図を超えた空間です。(撮影禁止なので写真はありません)
女房が最も観たかったのは、一番奥の方にある帝釈天(インドラ)。女房に依れば、「最も美しい正統派のインドラ」だそうで、西域のその顔立ちも「イケメン」としかいいようのない完璧なお姿。ぽ〜とする女房に、激しい嫉妬を覚えましたが … 昨夜のアレは何だったんだ … そこは心の広い私 ← 胸板は薄いけどね … 優しく見守るのではありました。

堂内を見終わってミュージアムショップの壁にあった貼紙。「持てば持つほど …」は「金持ちの不安」。貧乏人は「持たざる者の大きな不安」を抱えて毎日を生きているぞ!天台宗って金持ちにたかる元統一教会と同じか?って、宗教だからね五十歩百歩でしょう。
なのですが、私の関心事は、「大聖歓喜天」。訊けば「公開はしていません」とのこと。そうだよねどこへ行っても歓喜天は非公開の秘仏。見せてくれる訳ないよね、って納得して次へ!


女房が「京都のお寺の紅葉」に未練を残す私に気を遣って連れて行ってくれたのが知積院。弘法大師空海の没後260年。興教大師が荒廃した高野山を復興。その後、高野山の大伝法院を根来に移し、智積院となったそうですが … そんなことはどうでもよく? … お庭が綺麗でした〜〜〜。
まだ時間があるので、京都博物館(京博)へ向かいます。


方広寺は、豊臣秀吉が建立した大仏寺。大阪冬の陣のきっかけになった梵鐘の例の文言には、白く塗られていました。大河ドラマ「どうする家康」もあって大勢の方が見に来ていました。拝観料も無くので気軽にどうぞ!です ← 京都らしくない ?(^^)?
鐘撞堂の天井画が見事に残っています。修復したのか知らん?女房が感心してました。
撫で牛は … 最近腰が弱くなってきたので、腰を撫で撫でしときました (^^♪
六波羅蜜寺で一番有名なのは、「空也上人立像」。教科書などでもお馴染みの仏像。実物を観て驚いたのは、とても前傾姿勢だということ。前のめりに教えを説く姿なんです。そして、女房が注目しているのは、持っている杖が鹿の角だということ。何かの呪術的な意味があるんでしょうが … 調べても分からないようです。「南無阿弥陀仏」でやんす。