久々に新宿に出た。

中央公園のホームレスさんが増えている。
ほんの少し前まで、普通の暮らしをしていた人たちだ。

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トランペットの練習をしている音が聞こえた。

傍らに、太田道灌の有名な「みの一つだに無きぞ哀しき」の場面の銅像がある。

道灌さんは未だに自らの無教養に恐れ入っているのだろうか。
今時の音楽を知らぬことに恥じ入る必要はない。

そう思うと、可笑しかった。

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「髪」というタイトルの銅像が立っている。

黒髪をイメージさせるのだが、
鳩が上空から狙い定めるのだろうか、
髪が白く染められている。

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公園の木々の間にのぞく都庁。
残念ながら、生禿はこの建物が好きになれない。

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ふと下を見ると、
案内板の正面にカラスが
ちょこんととまっている。

カラスは何をご案内しているのだろうか。

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新宿のビル群が奇妙さを競っている。

その無秩序な眺めは、怪奇現象に近い。

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背高泡立草は、養分を多量に取り込んで化け物のように大きくなるそうだ。

新宿副都心に林立するコンクリートのお化けもこの種のものであろう。

都市の養分をたっぷり吸上げて巨大に、そして空高くそびえている。

おぞましいと言うより、怖い。