今日、あるリサイクルショップに遊びに行った
面白い、わくわくする
発見がある、驚きもある

本当の商品価値は、リサイクルショップで判る

そこでは、差別化のためだけに付けた付加的な機能や過剰な性能は無視される
その一方で、生活に潤いをもたらすデザインは評価される

お買い得というだけではない
バブル時代に造られた高性能、基本機能に優れた掘り出しものもある
センスとお針の心得があれば、素晴らしいファッションの素材も手に入る

マーケティング的に言えば、真の価値を計るマーケティング分析と堅実な販売計画、不確実性を乗り越える仕入の仕組みが必須だ

価値分析でも、多項ロジスティックモデルや重回帰モデルなどでは通用しない世界だろう
中古価格を用いて、商品価値の構造モデルを構築してみたいものだ
しかも、それには時間軸を取り入れることが欠かせない
頭がクラクラするぐらい刺激的だ

新品と違い複雑で高度なロジスティック能力も要求される
何より、全てが一品ものだから、仕入も物流も販売も、そのワークフロー設計と業務活動には洗練された技能が必須だ

それ以前に、何よりも、商人=価値を計り伝え渡すビジネスマンとしての基本が問われる

ドキドキするほど面白い世界だ

省エネ商品を買うために未だ使えるものを廃棄するのは、資源の無駄遣いだろう
生禿は、これからのリサイクル/リユース市場に注目したい