年度計画をなんとか通しました。

前年度にやってきたことが成果が出ていない場合、来年度の計画を認めて頂くにはどうしたらいいか?

まず、これまでやってきたことを素直に振り返り「無駄な活動」は無駄だったと認めること。効果があったこととその要因を事実に基づいて理解して頂くこと。

そして、去年度と同じ結果にならないように、振り返りに基づく、可能性のある筋の通ったストーリで来年度の計画を立案したことをご理解いただくこと。

「社会経済環境の変化によって、もともと無理な目標設定だった」とは言えません。それに、生禿はどんな状況でも環境のせいにするのは卑怯だと考えています。どんな状況でも目標を達成するのがプロでしょう(たとえ、それが無理難題であっても「無理」だと思った瞬間に、それは仕事ではなくなります)。

昨年度の延長上では、来年度の目標が達成できないのですから、全く新しい考え方とやり方で計画を立てます。

「新しい」ということの一つの効果は、客先が理解できない≒否定できないということです。「わからない」と疑問を呈されることはあっても、論理的に否定はできません。

どんな優れた計画でも、客先に通らなければ実行できません。客先に理解できる計画では、訳の解らないことをグチャグチャ言われて、目標達成など絶体絶命に不可能なことを押し付けられてしまいます。結果として、目標を達成することが難しくなります。

目標を達成するためには、事実に基づいた衝撃的な方針を打ち出して客先を混乱させ、煙に巻いて認めさせてしまうことも必要な技術なのです。