狭山湖外周の自然道から六道山へ。その続きです。

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六道山を下りて青梅街道を走ります。いつもは寄らないところへと思い、目についた「龍(滝)の入不動尊」に入りました。すると、イキナリこれです。忠君愛国人殺せ!って奴です。ここは所沢ですからネ。

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お寺によるのは久しぶりです。客寄せの定番七福神。そして、造化三神です!修験道の多い不動尊らしく神仏習合の色の濃い霊場のようです。

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鬼門の神様、艮(うしとら)金神が、いい顔してますね〜。沢山の石像の中でも、この豊受大神が気になりました。料理人というより、狩猟民の雰囲気なんですね。

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小高い丘丸ごと、石仏だらけの道を巡る、文字通りの修験「道」。かつてはスタミナのブラックホール、日没から日の出まで抜かずの三発と云われた生禿でも、今なら駆け足で三周したらギブアップでしょうね。

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修験道気分を味わいたいならここはお薦めですね。走るにしては道はきついですが、手入れが行き届いていて、所々に生けてある美しい花が励ましてくれます。

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六道山の麓には、小高い丘の上にたくさんの神社があります。この八坂神社もその一つです。

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屋敷山の六ツ指地蔵尊は、もとは秋葉神社や神明社もあったようです。

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豊鹿嶋神社の主祭神は、武御加豆智命。蘇我倉山田ノ石川麻の縁があるようです。しかも、創建は天武天皇の慶雲4年(707年)だそうですから、ここも祟り神系なのでしょうね。本殿前に木製の狛犬さんがいらっしゃるようなのですが、外からは見えません。

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所沢は火の見櫓の多い所です。しかもそれは神社にあります。これは、豊鹿嶋神社の参道にある火の見櫓です。

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ここも六道山に連なる丘を登ったところにある熊野宮です。ここも小さなお社ですが、独特の雰囲気があります。

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境内社のお稲荷さんです。竹林の中にあり、お狐さんだけじゃなくて、何か出そうでいい感じです。

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風が強くなってきました。向かい風なのでなかなか進みません。やっと、狭山公園まで来ました。いつも穏やかな宅部池の湖面にまで小波が立っています。

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多摩湖に上がると、あまりの強風と激しい波で、鴨さん達が土手に避難しています。

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折角なので、狭山湖に回って夕陽を見ることにしました。山裾まで雪に包まれた白富士になって、かつ、日没の位置が富士山から離れる前でないと綺麗な赤富士にはなりません。今年は夕陽を熱心に撮らないかったので、綺麗な赤富士の写真はありません。

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強風にあおられて鳥たちが飛びにくそうに舞っています。早くねぐらに戻らないと暗くなってしまうよ!強風に流れる残照の雲。明日の天気は良さそうです。