女房を誘って橋立岩陰遺跡(埼玉県)に行きました。
秩父線の浦山口駅で降りて、歩いて行くと「不動名水」があります。湧き出ているのは、武甲山の地下水だそうです。
荒川上流に注ぐ橋立川の渓流沿い。ど派手な色の芋虫君がいました。どんな蝶(蛾？)になるんでしょうね。
橋立岩陰遺跡は、秩父二十八番札所の橋立観音堂(石龍山橋立寺)の裏手にあります。お堂は、武甲山の麓の高さ８０メートルの石灰岩の直立した岩盤下にあります。
本尊は、鎌倉期作の馬頭観音像（馬頭観世音）。橋立寺は馬だらけのお寺でした。
寺の境内には鍾乳洞の入口があり、洞内に残る縄文〜古墳時代の複合遺跡（橋立岩陰遺跡）の中に入ることができます。鍾乳洞の中は、狭くてスリリングな異空間でした（撮影禁止なので写真は撮れませんでした）。
観音堂裏や鍾乳洞入り口付近から縄文時代草創期の押型文・爪形文・斜縄文土器や、縄文後期の上器、弥生式土器、人骨、動物骨片などが見つかったそうです。斜縄文土器は、橋立式と称され、縄文草創期の標準土器の一つとされています。納経所の方にお聞きすると、出土した遺物は長瀞の博物館で保管されているとのことでした。
また、鍾乳洞は橋立寺の奥ノ院になっており、洞内にある種々の形をした乳石や石筍は、その形が仏体や仏具に似ているところから、これに大日如来・千手観音・五智如来・四天王・快楽天などと呼ばれているそうです。
お昼になったので、境内の蕎麦店へ。手打ちの蕎麦と、味噌田楽と燻製卵をいただきました。
橋立岩陰遺跡の碑を探すと、ありました！縄文創成期から古墳時代後期まで使用された住居と言われる岩陰には、謎の銅像？もありました。
境内に咲く花は、いつごろからここで花をつけているのでしょうか。
二十九番札所へ向かいます。秩父巡礼の道は杉林。近代に植林され、放置された、荒れ放題の杉林です。手入れもされずに、細い木々が朽ち果てるのを待っているだけです。これが、本来の生態系の生きる力を失った巡礼の道。死に至る道です（百年後には再生するとはいいますが）。
久那の稲荷。山の神神社と呼ばれているお社でしょうか。修験道のお札と、供えられたお稲荷さんに、凄みを感じますした。
続きはまた明日。
秩父線の浦山口駅で降りて、歩いて行くと「不動名水」があります。湧き出ているのは、武甲山の地下水だそうです。
荒川上流に注ぐ橋立川の渓流沿い。ど派手な色の芋虫君がいました。どんな蝶(蛾？)になるんでしょうね。
橋立岩陰遺跡は、秩父二十八番札所の橋立観音堂(石龍山橋立寺)の裏手にあります。お堂は、武甲山の麓の高さ８０メートルの石灰岩の直立した岩盤下にあります。
本尊は、鎌倉期作の馬頭観音像（馬頭観世音）。橋立寺は馬だらけのお寺でした。
寺の境内には鍾乳洞の入口があり、洞内に残る縄文〜古墳時代の複合遺跡（橋立岩陰遺跡）の中に入ることができます。鍾乳洞の中は、狭くてスリリングな異空間でした（撮影禁止なので写真は撮れませんでした）。
観音堂裏や鍾乳洞入り口付近から縄文時代草創期の押型文・爪形文・斜縄文土器や、縄文後期の上器、弥生式土器、人骨、動物骨片などが見つかったそうです。斜縄文土器は、橋立式と称され、縄文草創期の標準土器の一つとされています。納経所の方にお聞きすると、出土した遺物は長瀞の博物館で保管されているとのことでした。
また、鍾乳洞は橋立寺の奥ノ院になっており、洞内にある種々の形をした乳石や石筍は、その形が仏体や仏具に似ているところから、これに大日如来・千手観音・五智如来・四天王・快楽天などと呼ばれているそうです。
お昼になったので、境内の蕎麦店へ。手打ちの蕎麦と、味噌田楽と燻製卵をいただきました。
橋立岩陰遺跡の碑を探すと、ありました！縄文創成期から古墳時代後期まで使用された住居と言われる岩陰には、謎の銅像？もありました。
境内に咲く花は、いつごろからここで花をつけているのでしょうか。
二十九番札所へ向かいます。秩父巡礼の道は杉林。近代に植林され、放置された、荒れ放題の杉林です。手入れもされずに、細い木々が朽ち果てるのを待っているだけです。これが、本来の生態系の生きる力を失った巡礼の道。死に至る道です（百年後には再生するとはいいますが）。
久那の稲荷。山の神神社と呼ばれているお社でしょうか。修験道のお札と、供えられたお稲荷さんに、凄みを感じますした。
続きはまた明日。
