一橋大学管弦楽団(一響)の演奏会を聴きに行きました。

 女房と錦糸町(東京都)の駅前の喫茶店で待合せて、すみだトリフォニーホールへ。

 楽曲は、生禿が好きなエルガーの「コケイン」序曲と交響曲2番、ホルスト「惑星」の「火星」と「木星」。

 「コケイン」では、今年の一響が『過去最高』と思われるほどの優れた奏者の集まりであることを示しました。特に、輝く管楽器は、イギリスのブラスを感じさせる素晴らしい出来でした(ロシアの吹き上げる武骨な管とは、世界が違います)。

 2曲目の「惑星」は、学生オケとは思えない水準の密度の高い音楽を奏でてくれました。

 3曲目に演奏された、エルガーの2番は、学生オケで演奏されるのは初めてというもの。学生の手に余る、演奏効果の低い曲です。それを聴かせる能力に自信があっての「学生初演」の選曲でした。

 アンコールは、生禿が大好きな「威風堂々」(エルガー)。イギリスの輝く管を堪能した演奏会でした。一響の皆さん、ありがとう御座いました。


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