CATV会社から、インターネット接続サービスを核とするネットワークサービス会社へ転進したJ:COM。私は地域密着のサービスぶりを評価しています。そのJ:COMからの案内。ネットが速くなって、安全安心のサービスが付加されて、料金が下がりますとのこと。
接続経路をAIで制御することでスピードが上がる。ハードの故障やネットトラブルを保証する保険がつく。詐欺に使われた電話番号を警察と共有して詐欺電話をシャットアウトする防犯機能も付加。その上で、利用料金が下がる。いいことづくめでこの新サービスを拒否する理由はありません。
しかし … だから寂しい。大昔の音響カプラーなんて不自由な接続で苦労した「パソ通」の参加者は「みんな善人」でした。いや、善人であることを前提とした「ほんわか」としたコミニュケーションが成り立っていました。懐かしい〜!
今やネットは、犯罪者がカラスのように住み心地の良い都市に集まる「危ない空間」に成り下がっています。ネット社会に夢を見ていた私としては悔しい!!!
もう一つショックな事態が発生。
説明に来たスタッフが言うには、モデムの入替えに伴う接続パスワードの再設定が必要だが、「お客様ならご自身でできますので機器だけお送りします」とのこと。モデムのパスワードなんて機器の底に貼ってあると思い込んでいました。ところが、配送されたモデムの説明書には、「スマホからアプリをダウンロードしてパスワードを取得して下さい」とあります。あれれ!私はガラケー。J:COMのカスタマーセンターに連絡して、パスワードを取得する他の方法を問合せた結果、結局、工事スタッフが対応することになりました。
今時は、スマホを前提としたサービスが殆ど。特にネット関係のサービスは「スマホでなければ人にあらず」状態。私は、スマホに振り回される「痴呆症」な人間ではないので、スマホを断固拒否! なんですが、今度ガラケーのバッテリーがヘタったらスマホにするしかないのかな〜と嘆くことしきりなのでありました。