「夢生活カレンダー」 中山庸子 2000年 PHP文庫

「夢ノート」で有名な作者の生活歳時記です。生禿はメルマガなどを企画する時には、この手の「オシャレなネット世代」の「憧れ像」となっている人の生活歳時記を参考にします。著者は、学生の時からとても好きだった青山に居を構え、執筆活動をするオシャレなカリスマ主婦です。

この本は、その意味では直球ど真ん中のドストライクです。軽薄で、リアリティがあって、ちょっぴりセンスもある、そして少し哀しくて、・・・。


面白い記事をいくつか拾ってみましょう。

<6月の雨の日を気持ちよく過ごす>
カーキ色のレインコートにオレンジ色のビニール製のショルダーバックをさげ、レインコートと同色の長靴にはバックと同じオレンジのラインが入っています。手に持った傘も丈夫そうなメンズのモズグリーンのしっかりしたものでした。なんて余裕で「雨の日の達人」っぽいだろう。・・・ 雨の日に足元を気にせずにテキパキと行動できる長靴の便利さがすっかり気に入ってしまいました。長靴は、実用的なものの方がかえって若々しくてオシャレです。

<10月:知的な魅力を磨く − 名画に会いに行ってみよう>
自画像は鏡の中の自分を見て制作するわけです。当然、その視線は自分が移っている鏡をジッと見つめることになります。すると、その眼差しは、絵と向き合っている「私」をじっと見ていることになります。