靴がボロボロになりました。

入社以来活躍してきた、倉庫用のブーツがボロボロになってきました。元はスキー用のブーツで、防寒効果は抜群で、寒がりの生禿は大助かりしてきた靴です。倉庫内で荷卸などをしていると、あちらこちらにぶつかります。そのダメージを受けて、今や見るも無残なお姿になっています。生禿のアキレス腱炎を抱えた寒さに弱い足首を守ってきてくれたブーツです。簡単には捨てられません。

寒さが遠のくまで、このブーツに重い荷物の足元で頑張って貰いましょう。その後、靴供養を丁重にして、お役御免になって頂くことにします。



【犬の気持】
「ポチの出征」筧 槇二
第一次世界大戦のとき、ドイツ軍陣地にまぎれこんだフランスの軍用犬が、ドイツ語を理解できなかったために射殺された。その墓にはこう刻んであるという。「このエアデルはドイツ語を解せず、フランス軍の塹壕より来るものであることは明らかである。これを馴らそうとしても馴れず、また飲食せず、時に牙をもって反撃してくる。よって、やむなく哀れな捕虜を銃殺する。最後までドイツ軍を敵とした小さな勇士をここに葬る」