国立医療研究センター病院 杉山温人の講演を基に、covid-19の情報をまとめました。目的は、感染症対策(防疫)のあり方の再検討です。なお、防疫についての見解は私の意見です。

・covid-19の定義

 covid-19(以下id19と略記)の医学上の定義は「風邪ウィルスの一種」です。インフルエンザ・ウィルエウと同じです。

・致死率

サーズ 9.6%
マーズ 38.5%
id19 2.2%

 コロナ型ウィルスの中で、id19の致死率は最も低い。インフルエンザよりも毒性は弱いウィルスです。id19の防疫に結果、2000年のウィルス性の風邪による死亡者数は激減しました。一方、経済を悪化させて、自殺者は急増しました。自殺に至らないまでも、困窮者は膨大な数に及ぶでしょう。結果として、防疫によって死亡者は増加しました。今回の防疫に携わった人々は、この意味では罪なき人々を死に追いやったのです。id19の防疫は、集団ヒステリーとしか言い様がありません。

 致死率のもう一つの特徴は、高齢者、特に70歳以上の死亡が多いことです。若い人々を困窮を受容するか、高齢者の死亡を受容するか。厚生経済学上では、ある程度の高齢者の死亡を受け入れるのが妥当な政策決定でしょう。国民全体の厚生を考える人間が日本国には少なすぎます。

・潜伏期

 平均で11日程度。問題なのは、潜伏期でも感染力があるということです。自覚症状のないままに感染させることができるという、インフルエンザ・ウィルスなどにはない「能力」を持っています。

・症状

 主な症状は風邪。特徴的なのは、味覚障害ですが、初期症状では、インフルエンザなどと区別がつきません。その観点からは、早期の検査が重要です。第一波の時点では、検査の遅れにより、重症化してから感染が判明することが多く、重症化率が高かったようです。

・治療上の特性

 入院期間が長いというのが最大の特徴。感染能力を持つ潜伏期の長さ、初期症状が軽く、入院期間が長いことから、感染爆発が起きやすく、入院患者が長いので、医療崩壊を招きやすい傾向があります。

 毒性は低いので過剰な対策は、自殺者を増やすだけ。国民全体の死亡者数を考えたら「何もしないのが最善」であるのは間違いのない事実です。

 しかし、医療崩壊による国民全体のQOLの低下を考えると、自殺者や困窮者の増加と「見合う」水準の防疫体制を整える必要があることは間違いありません。

 冷淡なようですが、行政を司るものは、人の死さえも「計算して」「国民全体の幸福の最大化(不幸の最小化)」を図らねばなりません。それができる為政者は世界に居るのか?少なくとも日本国には不在なことは明らかです。それを国民が非難するのは間違っています。愚衆の集団ヒステリーが、為政者を誤った判断に導いた最大の要因だからです。為政者やマスゴミを非難する資格は愚衆にはありません。

 医療崩壊を防ぐためには、まず第一に、医療体制を充実させる(思い切った予算を投下する)ことが何よりも必要です。都市封鎖などは最後の手段。為政者は完全に「目の付け所」と優先順位を間違えました。第二に、国民にマスクの着用や宴会などの自粛を呼びかけ、感染爆発を縮小させる(押さえ込む必要はない)ことです。

 感染者数や死亡者数は問題にする必要はありません。感染予防によって風邪による死亡者数は激減するのですから、全体として考えればid19による死亡者を気にする必要は全くありません。id19の病床を増やし、その稼働率を制御すれば良いのです。

 コロナヒステリーを蔓延させた責任はマスゴミにもあります。id19の感染者数や死亡者数を発表するなら、インフルエンザの感染者数や死亡者数、そして自殺者数なども同時に発表すべきでした。id19だけで人が死亡し不幸になるわけではありません。日本国民は、id19によって不幸になったのでありません。コロナヒステリーによって不幸になったのです。

 コロナヒステリーによる人災を回避することはできたのか?為政者が高い見識を以て健康と経済の最適点を科学の事実を基に示したところで、愚衆はそれを受け入れなかったしょう。マスゴミも妥当な理解を促すことはありません。結果として、この集団ヒステリーは、政治や行政やマスゴミの責任ではなく、国民の人間力の低さによるものであり、国民はこれを甘受すべきだということです。

 civid-19をきっかけかにして、人類の未来はどうなるのか?を考えることが多くなりました。私も愚衆の一人。何もできないかもしれないが、「明るい未来」のために、やるべきことはあります。まずは、これからの時代を生きていく、私の講義を履修してくれている学生たちと一緒に考えることにしましょう。