女房に誘われて神田明神の「平将門展」へ。

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 団地丘陵は蝉が煩くて、それはもう「蝉時雨」なんて風流なものじゃありません。もうじき、セミファイナルをカラスたちがパクパク食べに集まります。この団地丘陵にカラスが出没するのはこの時だけです。

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 御茶ノ水駅から神田明神へ。人出は少ないかな?平日だから … ではなく、やっぱり少ないような気がします。

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 神田明神の資料館に入るのはこれが初めて。リニューアルオープンなんて節目には、平将門しかないでしょう。なにしろ、江戸城の鬼門に位置する神田明神の元の場所には、平将門の首塚があるんですから。

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 将門の怨霊を鎮める社ならでは展示物が並んでいて面白く観させて貰いました。


 中でも私が惹かれたのは、ポスターにもなっている将門像。浅野さんという現代の作家の作品。座っているのに、文楽人形のような動きを感じる。縄文人の血を引くアラハバキの特徴をハッキリ示す顔立ちは、現代の研究成果も感じられます。写真が撮れなかったのが残念でした。代わりにカタログを買って帰りました。手元に置いておきたかったからです。

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 せっかく来たのだからと、お馬の明(あかり)ちゃんが繋がれている場所へ行ってみるとお留守でした。暑さのせいでしょうか、居ませんでした。当然かな。

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 事務所が秋葉原だったころは、毎週のように来ていた神田明神。好きだったのがこの像。夫婦の獅子が子供を滝に落とすという図です。よ〜く見ると、牡の方には男根が、牝の方には女陰が認められます。

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 正面の狛犬さんは、いつものように無駄にデカイツラしてふんぞり返っていました。