アマチュア楽団の老舗の一つ、東京学友協会交響楽団のコンサートを聴きに蒲田へ。

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 蒲田に来たのは20年ぶりぐらいでしょうか。女房も40年ぶりだと言ってました。駅前はすっかり綺麗になってます(昔はゴミゴミしていて …)。

 女房はコミックマーケットの立ち上げを手伝ったので、この地に縁があるのだそうです。第一回のコミケは蒲田駅前の商工会館だったという話は初めて聞きました。そう言えば、場所までは聞いてなかったな〜。

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 まずは昼食。駅ビルに入っている「塾かつ亭」というトンカツ屋さんへ。女房は、天使の海老と塾ロースカツ定食。私は、豚丼と豚汁定食。

 「天使の海老」は、天国に近い島=ニューカレドニアで獲れた海老だからだそうです。確かに、甘味が強くて美味しい海老でした。

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 コンサート会場は「区民ホール アプリコ」の大ホール。周りを見渡すと、蒲田も現代風の場所になってますネ。

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 無料招待で取れたチケットの場所は、1階の2列目。舞台にすごく近い。近すぎる。直接音がキンキン響いて聞き辛い! そこで、席はたくさん空いていたので、こっそり後ろの席に。私の好きな、1階で2階席の先頭より一列前の真ん中。フルオケの響きがフツーに心地よく聞ける位置です。

 楽曲は、シベリウスの交響曲第7番と、チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」。2つとも作者が死を予感していたとされる最後の作品です。この2つ楽曲を聴いていると、死は悲しいものでも暗いものでもない。美しく輝くものでもある、と実感させる名曲です。

 演奏は、コロナヒステリーの影響でちょっと練習不足なのか、第一バイオリンと第二バイオリンの音が微妙に合わなかったりする部分もありましたが、実力のある楽団ですから、ちゃんと聞ける音楽を紡ぎ出してくれたのは流石でした。特に、チャイ6の三楽章と四楽章。この有名な、二つの別世界に浸らせて貰いました。有難う御座いました !(^O^)!