密教の旅の二日目。京都から高速バスで高野山へ。この日は強い雨。カメラをビショビショにしながらの参拝になりました。
大門から高野山に入ります。 写真の美女は女房です。
大門の仁王様。私にはなかなか良い作品のように見えます。
強い雨、しかも強い風。しかも寒い!傘を諦めてカッパだけの人。傘とカッパの人。傘だけの人。それぞれですが、厳しさは変わりません。
晴れていれば綺麗な景色なんですが … 。高野山は寺院=宿坊がたくさんあります。
独特のマンホールに紅葉。雨ならではの風景も収めておきました。
金剛三昧院。ここの宿坊に泊まります。まずは、荷物を預けて金剛峯寺へ向かいます。
最近見かける季節外れに咲く紫陽花。高野山にも咲いていました ← と言っても、紫陽花の花は額なので、栽培方法によってどうにでもなるのかも。
普賢院。ここも宿坊。 紅葉が美しい!のだけれど強い雨風でそれらしく撮れない。
一乗院。ここも宿坊。女房はこういう高野山の風情がとても気に入ったようです。
金剛峯寺です。高野山全体が金剛峯寺なんではなくて、ここだけが金剛峯寺なんdせすね。
高野杉。「木の中にお金を入れないでください」の注意書きが可笑しい。
高野山のお庭の砂利は、とてもクッキリとしていて、石庭などとは違うな〜。雨のせいかな?
千住さんの襖絵。絵や像で撮影OKなのはこれだけでした。いい絵ですね。千住一家って凄いな〜と改めて感じます。音楽に絵画に … 多彩な子供たちを育てたお母さんの子育て術ってとんでもないものだろうと感心します。
金剛峯寺の台所。湯気が立っているところが見られたらいいのに … と我儘を言いたくなりました。
お昼ご飯を食べたのは「角濱」というごまどうふのお店。とっても美味しかった1胡麻豆腐が大豆じゃなくて葛で作ってあって滑らか!うどんの汁も美味しいし、ぜんざいも美味しかった。感激した女房がお土産に、胡麻豆腐を買って帰りました。高野山へおいでの時は是非、味わってみてください。
高野山霊宝館では発見がありました。並んでいる仏像は、焼き討ちにあった延暦寺とは大違い。国宝級のものがゴロゴロあります。
中でも私が溜息を漏らしたのが、八大童子。運慶の作です。私が仏像の中で最も好きなのが無着。無着も運慶の作と伝わります。鎌倉時代の仏師ですから、力強さもありますが、深い思慮と物憂い優しさが見られます。東博で見たときには、高い台の上だったのですが、霊宝館では目と目が合う位置。運慶の表情がとことん好きであることを再認識しました。
金剛三昧院の宿坊。こんな部屋です。浴衣も歯磨きも用意してあって、旅館と変わりません。
夕飯はこんな感じ。精進料理っぽいのは当たり前ですね。天麩羅が冷たかったけれど、まあまあ美味しかったですよ。
いいですよ〜。女房と一緒のお籠り。フフフ。