「医心方」を見終わって、仏像などを見て回ります。

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 男神坐像(平安時代/京都-大将軍八神社)。平安京を守護するために祀られた方位神。

20220215X5s252薬師如来
 薬師如来坐像(奈良時代)。面長な顔立ちや簡略な衣の襞が奈良時代の特徴をよく示しています。人々の古の医薬への思いを感じようとしましたが … 。

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 阿弥陀如来坐像(鎌倉時代/静岡-願正寺)。来迎印を結ぶ阿弥陀如来。運慶周辺の仏師の作とみられます。

20220215X5s267釈迦涅槃像
 釈迦涅槃像(鎌倉時代/奈良-岡寺)。日本国内には珍しい涅槃像。前に一度見たことがあります。右手を曲げて頭に添えるのは鎌倉時代以降です。

20220215X5s272大日如来
 大日如来坐像(平安時代)。腕前で両手を組んでいます。細身の体つきやなだらかな衣文は平安時代後期の特色です。

20220215X5s287千手観音
 千手観音菩薩坐像(南北朝時代)四天王立像(鎌倉時代)。千手観音の角張った顔は中国民時代の特徴を取り入れたもの。東大寺の四天王像に似せて作られました。

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 東博のお庭。まだ春は遠いな〜と感じさせる景色です。