「ビジネス・フレームワーク」 堀公俊 2013年 日経文庫
講義の参考にと読みました。そのまま使える部分がいくつもあり、助かりました。感謝です! 以下はこの本の要約と引用です。
《まえがき》
フレームワークとは、考える枠組みです。使えるフレームワークが少ないと、フレームワークに囚われてしまいます。
《1. 戦略立案のフレームワーク》
・SWOT分析
《2. マーケティングのフレームワーク》
・STP
・4P
・プッシュプル戦略
考えられる範囲のことは全て考えたことを示さないと信用されません。
《3. 問題解決のフレームワーク》
現状(As-is)とあるべき姿(To-be)の差異を明らかにして、行動計画を考えます。
・As-isTo-be
・5-WHY
・プロセスマップ
インプット(入力) − プロセス(処理) − アウトプット(出力)
スループット(処理能力)の向上
議論が噛み合わないとは、それぞれが違う論点や異なる視点に基づいて話をしていて、議論にならないのです。
《4. マネジメントのフレームワーク》
・QCD
品質(Q)と費用(C)と配送(納期:D)
・目的に対する、無理(負荷)-無駄(余剰)-ムラ(ばらつき)
必要に対して手段が下回る無理
必要に対して供給が上回る無駄
会議の管理に欠かせないのは、発散と収束のメリハリをつけた話し合いのの進行。
重要度が高くて緊急度が低い仕事は、将来に向けての大事な仕事。
全体をありのままに見つめて本質を直感し洞察する。枠組みで考えることから自由になります。
《5. 組織開発のフレームワーク》
・知識-技能-意志