財務省は、2022年度の「国民負担率」が47.5%になる見込みだと発表した。国民所得のほぼ半分は公的負担(税金+社会保険)である。Twitterでは、江戸時代の年貢率《五公五民》がトレンド入りした。国会議員ですら「稼いだ額の半分を“お上”が召し上げる。国民の活力がなくなるのは当然」との声を上げる。

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 20年前の2002年度でも35.0%。高齢化にともなう社会保険料の増加などで、2013年度に40%を超えました。今後も、大きく減る見込みはない。成長の時代は終わった。過去の栄光と決別すべき時だ。