以下のような試験課題(レポート)を考えています。

課題:自殺防止の社会機構を設計して下さい

背景:以下のような背景があり課題を設定しました

 日本の自殺率は世界の中でも高く、若年層の死因の第一位は自殺です。15〜34歳で死因の第一位が自殺なのは先進7ヵ国では日本のみです。

* 若年層(15歳から24歳)の死因 2022年-WHO統計
 自傷行為(自殺): 15歳から19歳の若者において、自殺が最も多い死因です。
 交通事故: 思春期人々の主な死因の一つです。
 暴力: 暴力による死亡も若年層の問題となっています。
 母体の状態(妊娠に伴う合併症): 出産や安全性の低い妊娠中絶が死因の上位に位置します。

 世界保健機構(WHO)は、「自殺の多くは防ぐことができる社会問題」としています。特定の薬の購買(組合せ含む)、SNSへの書き込み、通勤通学記録、入出金履歴、特定商品(アルコールなど)の購買履歴、などから自殺の兆候を捉えることができます。自殺の兆候の探索は、非常にセンシティブな課題。社会合意が必要です。

解題:自殺を未然に防ぐ仕組みを開発し運用する社会事業を概要を設計します

・自殺の兆候を捉える情報の特定
・自殺の兆しを探索収集する方法の決定
・自殺の兆候を評価するモデルの設計
・自殺予防の行動の規範と規定の設定
・広報の方針と方法の検討
 ← 協力を得て活動の効果を上げるための

・情報模型と行動規定に基づくシュミレーション(模擬実験)
 → 必要な活動のための、人材と時間と設備の見積もり

・必要資金の見積もり
・資金調達の方法の見当
・必要な人材の質と量の推定
・人材の募集と育成の方針の決定

 大学生が習得しているであろう高校の教科「情報」、その教科書「情報機廚函崗霾鶚供廖△修靴涜膤悗燃悗鵑任い襪鮨理と情報の関連科目で学んだことを参考にして上記の課題に取り組んで下さい。正解を求めているのではありません。諸君がどれだけ真正面から物事に取組めたかで評価をさせて頂きます。

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 以上です。当たり前以前のことですが、この課題を解ける政治家も役人も日本国には存在しません。しかし、私の学生には「まともな人間」であることを証明して欲しいと願っています。さて!うまくいきますかどうか。乞うご期待ではあります。