女房が金地金を購入するのにつき合いました。女房はほんの少しだけ預金があります。日本国の財政破綻は、もうハイパーインフレでしか解消しない、とすれば現金を地金に変えるのが最も安全。私たち夫婦は、相場で儲けるガラじゃありません。真っ当な市民ですからネ。貧乏人らしく、地味〜〜に地金をチビチビ買うぐらいしか能がありません ← それを誇りにも感じています。

 という訳で銀座(東京都)の田中貴金属の本店へ。初めて入りました。キチンとした警備員が二人立っていて、案内係は丁寧。豪華ではなく高質な店舗。信用第一というのはこういうことなんだな〜〜と感心しきり。

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 店頭に飾ってあった彫刻。聞けば、この作家さんが手掛けた金製の動物彫刻を販売しているとか。親しみやすい造形に好感。「写真を撮っていいですか」と聞くと「どうぞ!彫刻にご趣味があるんですか?」と言われたので、「いえ、可愛いと思っただけなんですが…」← ご趣味は「女房だけです」とは答えられなかったので、しかたなく。

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 金地金はこんな袋に入れてくれます。上品で簡素。信用で商売するってこういうことなんだ〜と思い知らされました。対応してくれたお姉さんの説明は親切。親しみやすいが、馴れ馴れしくない。上から目線でも下から目線でもない。サービスの基本をキッチリ守っています ← じゃなきゃ、信用されないものネ。

 役目を終えてホッとしたらお腹が空いた。という訳で銀座アスター本店へ。11時少し前だったので、待合室で少しだけ待つことに。その案内は、本店らしい「日本品質」(最近の飲食店はこの「日本品質」から外れていることが多いのは、この時代だからし方が無いことではあります)。

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 お茶は「開くまでお待ちください」。こういう演出も、お金を取るには必要なものなんだな〜。お茶の味はフツ〜でしたよ。

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 渡り蟹のあんかけ焼きそばと、春巻き。アスターでは餃子じゃなくていつも春巻き。女房の子供の頃からの習慣なんだそうです。

 女房はカルチャーセンターへ。私は池袋で買物。午前中だけのデートだったけれど、面白い時間を過ごさせて貰いました。