東博の仏像の部屋(第11室)は、まだ改装中。三月にならないと開かないようです。寂し〜い (*_*; そんなこと言ってないで、見て回ります。

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 十一面観音龕(中国-宝慶寺/唐時代)。中国の像だけれど、親しみが湧きます。

20250227Ps547菩薩交脚像
 菩薩交脚像(パキスタン/クシャーン朝)。花網飾を持つガンダーラの観音菩薩像。ターバンにガルダにさらわれるナーギニーの図を表しているのが特異です。交脚像には弥勒菩薩の作例が多く、観音か弥勒かは意見が分かれています。私にとっての菩薩はこんな造形です。

20250227Ps551菩薩頭部
 菩薩頭部(中国-龍門石窟-賓陽洞/北魏時代)。口元に微笑を浮かべた表情は、北魏時代の典型です。中国っぽいと同時に、らしくない明るさもあります。

20250227Ps554如来三尊立像
 如来三尊立像(中国/東魏時代)。中国式に衣を重ね着する像。顔は細長く、体は平板な北魏以来の特徴が見らます。

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 お庭には女子高校生。お爺ちゃんで良ければお相手-痛そう?!

20250227Ps561甲冑形埴輪
 甲冑形埴輪(宮崎県-日都原/古墳時代)。この不気味な感じ。確かな表現力ですね。

20250227Ps565土版
 土版(茨城県-福田貝塚/縄文晩期)。どういうわけか?これが大好きなんです。

20250227Ps567石棒
 石棒(長野県-美女ヶ森/縄文中期)。男性器を模した儀礼道具。破壊されずに残ったものは稀です  ← 私も立派に立ってますよ (^^♪

20250227Ps571シャクンタラ姫
 シャクンタラ姫とドウシャンタ王(佐藤朝山/1916年)。佐藤朝山は、宮彫師の家に生まれ木彫に親しみました。インドの恋物語を題材にした作品です。見る角度で、印象が変わります。

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 装飾性の高い文様の本館階段のステンドグラス。

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 伎楽面-酔胡従(奈良時代)。伎楽で使われた面。ペルシャ人の王と従者が酒に酔う演目で用いられました。東大寺の完成の儀式で用いられた可能性があります。

20250227Ps581古備前友成
 古備前友成(平安時代)。刀身が細身な優美な姿。淡く映りが立つ板目の地鉄に、小乱れの波紋を焼き入れています。

20250227Ps584来国次
 来国次(鎌倉時代)。国次は来派の名工。相州伝の影響を受けた荒々しい作風が特徴。力強い刀身、優美な板目の地鉄、乱れ刃の波刀など国次の作風をよく示しています。

20250227Ps588焔
 焔(上村松園/1918年)。キャノンの高精細複製品です。キャノンも頑張ってますね〜。

 仏像室が開いたら、また来ることにしましょう。 さて、学習支援のボランティア。

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 ボランティアの前に腹ごしらえ。ラーメンが食べたかったのだけれど、目指したお店がやってなくてチャーギョになっちゃいました。