イトカワとリュウグウとベヌーの3つのサンプルが展示されているとのこと。是非!!!観に行かなくてはなりませぬ。

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 はやぶさの模型は「あの激闘」を思い出させます。

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 パネルに見入ってしまいます。

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 小さな模型ですが … 欲しいな〜。

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 これが「μ10型イオンエンジン(地上耐久試験モデル)」です。意外な小ささに驚きです。

 「はやぶさ」がイトカワから、「はやぶさ2」がリュウグウから、米国の「オシリス・レックス」がベヌーからサンプルを持ち帰りました。

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 サン・セブラン隕石。1966年にフランスに落下した隕石で、イトカワの組成と似ています。

20241226Ps038べヌーサンプル 20241226Ps036
 べヌーのサンプル。

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 リュウグウのサンプル。

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 リュウグウサンプルの分析結果。含水鉱物が多く含まれ、炭素も多く含んでいるそうです。リュウグウは、水や二酸化炭素が氷として存在した太陽系外の冷たい領域で生まれたようです。リュウグウサンプルの化学組成は、太陽系の化学組成とよく似ています。

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 次のサンプルリターンミッションは、火星衛星探査計画(MMX)です。探査機のモデル。「はやぶさ」よりも複雑そうですね。

 企画展は「貝類展」。頭足綱はタコやイカの仲間。貝殻が退化したもの。そう言えばそうでした。学校で習ったことを、すっかり忘れています。8本の腕と、種によって2本の触腕を持ちます。貝殻は内在し、タコでは完全に失われます。
 歯舌は貝類に特有な器官で、口の中にある摂餌器官。二枚貝ではプランクトンを濾しとるために失われています。

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 腹足綱は、巻貝やウミウシやカタツムリの仲間。螺旋状の殻を持ち、腹の部分が足になっています。ウミウシやナメクジのように貝殻を失ったものもあります。

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 長い棘をもつのは、捕食者からの攻撃を逃れる防御と考えられます。海底で貝殻を安定させ、埋もれにくくする働きもあります。

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 ナメクジという分類群は存在しません。ナメクジ化は様々なグループで独立して起こっていて、一つの分類群としてまとめることはできません。

20241226Ps023ダイオウイカ
 ダイオウイカの模型。北欧神話や海洋伝承ではクラーケン。