09081716h

氷川神社の杜に入る

09081726h

庭の池の小滝に
鯉が涼を求めて泳いでいる

水音だけでも涼しくなるものだ

サウンドスケープ
風景としての音だ

音のない風景は情景になりにくい

09081728h

後ろで大きな水音がした

振返ると噴水が暑く淀んだ大気を
鉾のように突き通す

噴水の涼が音ととともに広がる

09081731h

氷川神社の境内に入る

赤ちゃんを抱っこしてお参りする
若いデニムのお父さんとお母さん

正装でも
晴れ着でもない

お宮参りがハレではなく
庶民の日常の祈りであり続けている

微笑ましく嬉しい

09081733h

舞台の向こうに神殿が見える
生禿は、氷川神社ではこの景色が好きだ

学生時代
謡をやっていた

この舞台で謡い舞い
神殿を臨む

そんな気分になる

09081735h

女学生がおみくじを結び
そそくさと立ち去っていく
何故急いでいるのだろうか？

時間をみると４時
さるの刻だからだろうか

09081741h

絵馬の納め所には
もう合格祈願の絵馬が掛かっている

生禿の娘も今年大学受験
頑張れ！
思わず絵馬を奉納してしまった

09081751h

神社の池の亀
知恵の象徴である亀は神社の定番だ

亀の背中に光が乗っている
光り輝く何かが亀に導かれてお参りにく

09081752h

亀がバシャリと水を蹴った
水面に神秘的な文様が広がる
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