何年ぶりかで、女房と上野(東京都)の科学博物館へ行きました。今回のテーマは、企画展の「木組み」と、人類が足を踏み入れる前の日本列島の歴史です。
新生代の中頃、アジア大陸東の地殻が割れて開き、大陸と日本列島の間に広大な凹地が形成され、海が侵入して日本列島が誕生します。日本海形成は、激しい火山活動を伴って進行しました。
女房の研究テーマの一つは「鹿」。「しし」は地域のよって猪や熊を指し、害獣を総称した呼び名と考えられます。「鹿踊」は、その害獣を供養し、その森を畏怖する心が表現されています。
女房の感想。科博の剥製の顔、特に目は可愛い。東大博物館の剥製の顔は怖い。機関の性格の違いでしょう。

原生動物は、単細胞の生物。核膜を持ち、DNAは線状で、細胞内小器官を持つ真核生物。一つの祖先に由来するグループではなく、黄色生物・植物・動物以外の真核生物の全てを含みます。単細胞生物の場合は、所謂「進化論」が通用しない、DNAが混ざり合うような変異を行うので、祖先関係も明確にはなりません。(写真は展示室の様子です)