講座の最終回でした。

いつものように、この公園を抜けてホスピスに向かいます。
研修の最後は、ボランティアの体験談。5人の方々のお話を聞くことができました。
・特浴の介助
特浴(体が動かせない方の為の座ったまま/寝たままで入れる機会浴)の介助は、ナースの注意事項を守って、患者さんの体の/心の負担を軽くするように工夫する。最初は不安で、緊張している患者さんも多いので、少しでも気持ち良く入れるように配慮する。
「気持ち良いですか」などと声を掛けるのはナースの役目。ボランティアは、患者さんから話しかけられない限り、黙って、明るく笑顔で機械の操作を行う。
・患者さんの時間の流れを止めない
ラウンジでジュースを飲んでいた患者さんが、席を立った。カフェの閉店時間が来たのでジュースを下げたが、患者さんが戻って来た。トイレで手間取っていたらしい。この場合、患者さんが帰ったのを確認しない限り、下げるべきではなかった。患者さんの時間の流れを堰き止めてしまったからである。
・5分間じっと黙って見る(観察する)
ラウンジに入ってきた人はどういう人か分らない。5分間黙って見ていることができるか?が分かれ目。ジッと待つしかない。それには、3年かかる。つまり、3年はやらないと解らない。
・ブランティアになって変わったこと
協調性と「自分無くし」が身についた
→ 「自分探し」の傲慢さが無くなり、シンプルになっていく
死を前にした人は「生」を強く意識して生きている
→ 生きることの素晴らしさをより感じられるようになった
ニュートラルになれる
← 先回りして気を利かせるのではなく、いつでも必要なことがあれば(察知して)それをする
風のように立っている
← 出過ぎないで、いつもアンテナを張っていて、求められた時にすぐ動く
平常心でいる
← 何を見ても/聞いても驚かず、平静でいるよう心掛ける

いつものように、この公園を抜けてホスピスに向かいます。
研修の最後は、ボランティアの体験談。5人の方々のお話を聞くことができました。
・特浴の介助
特浴(体が動かせない方の為の座ったまま/寝たままで入れる機会浴)の介助は、ナースの注意事項を守って、患者さんの体の/心の負担を軽くするように工夫する。最初は不安で、緊張している患者さんも多いので、少しでも気持ち良く入れるように配慮する。
「気持ち良いですか」などと声を掛けるのはナースの役目。ボランティアは、患者さんから話しかけられない限り、黙って、明るく笑顔で機械の操作を行う。
・患者さんの時間の流れを止めない
ラウンジでジュースを飲んでいた患者さんが、席を立った。カフェの閉店時間が来たのでジュースを下げたが、患者さんが戻って来た。トイレで手間取っていたらしい。この場合、患者さんが帰ったのを確認しない限り、下げるべきではなかった。患者さんの時間の流れを堰き止めてしまったからである。
・5分間じっと黙って見る(観察する)
ラウンジに入ってきた人はどういう人か分らない。5分間黙って見ていることができるか?が分かれ目。ジッと待つしかない。それには、3年かかる。つまり、3年はやらないと解らない。
・ブランティアになって変わったこと
協調性と「自分無くし」が身についた
→ 「自分探し」の傲慢さが無くなり、シンプルになっていく
死を前にした人は「生」を強く意識して生きている
→ 生きることの素晴らしさをより感じられるようになった
ニュートラルになれる
← 先回りして気を利かせるのではなく、いつでも必要なことがあれば(察知して)それをする
風のように立っている
← 出過ぎないで、いつもアンテナを張っていて、求められた時にすぐ動く
平常心でいる
← 何を見ても/聞いても驚かず、平静でいるよう心掛ける