コロナヒステリーを超えて 〜 人間の未来への遊気

 コロナヒステリーは、人間の歴史の大きな転換点となります。たかが風邪のウィルスで百万人が死ぬなんて、ちっぽけなことはどうでもいいことです。それよりも、コロナヒステリーは、人間の存在そのものを揺るがす一連の出来事を引き起こさざるを得ないのです。 科学と歴史の事実のみからの推定される、人間の未来を考えてみたいと思います。

 世界は今、死の恐怖を伴う集団ヒステリーを経験しています。このヒステリーは心の中に沈着し、10年以上にわたって人間の心のあり方を左右します(*1)。一方で、農業生産は停滞し、最貧国の人々は飢餓状態にあります(*2)。それに加えて、コロナヒステリーによる経済の停滞と財政の破綻がのしかかります(*3)。沈着した集団ヒステリーと、経済の崩壊と飢餓。歴史の事実を知る人間なら誰でも、その帰結が、戦争か感染爆発か移民かのいずれかの人口調整となることを知っています。問題は、そのいずれが起き、そして、人類はどうなっていくのかということです。

 このままの状態で世界が推移すれば、世界は第三次世界大戦へと向かいます。最も経済効率の高い「細菌(生物兵器)」を含めた大量破壊兵器が、第二次世界大戦とは比較にならない、無差別大量殺戮を実現するでしょう。これを回避することは皆殺し遺伝子を持つ人間にはできません(*4)。

 中国とロシアは強権力でウィルス押さえ込み、米国はトランプの(どういう訳か賢明な)政策によって、経済の打撃を最小限に封じ込めます。おそらく、欧州の経済は壊滅し、立ち直ることはできません。中米露の三竦み状態は、第三次世界大戦の勃発を遅らせます。世界大戦を阻止することはできませんが、時間稼ぎはできます。

 そうこうしている内に、人口減少をもたらす悪魔が地から湧いてきます。これにより、第三次世界大戦を免れるのです。それは、地球温暖化の影響で出現する新たなウィルスの世界大流行です(*5)。そうなったら、戦争などできません。戦争は若い人を中心に殺しますが、ウィルスは高齢者など免疫力の弱い人を中心に死亡させます(*6)。

 人類にとって新たな局面がやってきます。ホモの歴史の中で、初めて亜種が登場するのです。ウィルスによってDNAが変異することがあります(*7)。皆殺し遺伝子に置き換わる/無効化する「友愛遺伝子」を持つ、ホボ・サピエンス・サピエンス(以下「ホボ」と略称)の登場です(*8)。

 ホボが繁殖する中心地機は、南アジアと東南アジアとアフリカ、そしてイヌイットなどがいる極北です。これらの地域に古から住む人々は、原モンゴロイド(コーカソイドとモンゴロイドに分かれる前の人)と古モンゴロイドや旧石器時代の人々の血を受け継ぎ、皆殺し合い傾向が弱い人々です。この人々を総称して「古人」と呼びましょう。対して、中高緯度の地域は、皆殺し合う残虐非道な人々が、平和な人々を皆殺しにしたことが、DAN解析で実証されています。古人は、友愛遺伝子を持つ亜種との親和性が高く、繁殖が可能と想定されます。こうして、ホボが人類の8割を占めるようになります(いつごろになるかは不明ですが)。

 人口が減少し、かつ、友愛のホボの能天気な生き様は、文明の停滞をもたらします。勿論、物質文明の発展などに価値はないのでどうでもいいことですが … 。とは言え、快適な生活を維持するという意味では、ホボの生き方は適しているとは言えません。そこで頼りになるのがAIです(*9)。

 2040年にAIが本格稼働しているという予想があります(*10)。そして、人間は労働から解放され、「遊びを暮らす」のです(*11)。ホボの人口は、現在の人口の十分の一程度に減少するのではないかと思われます。天然の一部として生きるホボは、他の動物や植物の中で生きることに心地よさを感じます。人類は増えすぎたことを自覚しているのです。

 友愛のホボは、ホモを阻害したり抹殺したりはしません。ホボとホモは性交しても繁殖はできません。ホモはホモ同士で繁殖します。そして、ホモの人口も減少します。皆殺し遺伝子が活きているホモは、皆殺しあってその数を減らしていきます。

 長期には、地球は寒冷化しています(*12)。食糧生産は停滞し、動物も植物も減少します。勿論、人口も。ホモは、食料=耕地を奪い合って、ますます皆殺し合います。北米〜欧州〜西アジア〜中国/ロシア〜朝鮮〜日本は、高中緯度にあります。つまり、食料の奪い合いが多く発生し、皆殺し合いが多発するホモの地域です。こうして、遅くとも数万年後には、ホモは絶滅します。

 その後も、友愛のホボは平和に「遊びを暮らし」ます。「働き」はAIロボットが全て行います。AIロボット自身の営繕や、生産や開発も全ては、AIロボットがやってくれます。こうして、全ての人々は「王様の生活」を享受し続けます。

*1 コロナヒステリーは、精神荒廃の最後の一撃
 世界各地で、家庭内暴力が問題となり、異常な夢を見る人が増え、精神科医がてんてこ舞いをしています。コロナヒステリー=世界集団ヒステリーは、ウィルスの毒性以上のものを人間社会に与えています。世界のそして国内の格差は拡大し、競争社会は人間を圧迫し続けています。コロナヒステリーは、人間の心の荒廃に最後の引き金を引かせます。

*2 農業生産は世界人口を支えられない
 世界は飢餓に喘いでいます。先進国の人間は、貧困国にちょっとした寄付をすることで助けていると勘違いしてます。根本は、人口が多すぎることです。農業技術は限界に達し、化石水は枯れ、単位面積あたりの収量は伸びず、一方で、耕作可能面責は減少し続けています。人口を減らすしか解決の道はありません。歴史を振り返れば、何回も人口調整が行われてきました。ある時は疾病、またある時は戦争、そして移民(大航海時代)による人口調整は、世界を悲劇に陥れると同時に、次の段階での新たな文明の飛躍を準備してきました(マルサスの「人口論」は、「読まずに批判される本」と評されますが、その内容は科学であり、冷徹な事実を人間に突きつけています)。今回のコロナヒステリーは、新たな人口調整への入口と考えられます。

*3 コロナヒステリーがもたらした世界経済の停滞
 経済の止まった世界は、大恐慌以上の生産の低下を経験しています。そして、欧州を中心とする各国が支出した保証金は、膨大な財政赤字を創出しています。

*4 ホモは皆殺し遺伝子を持っている
 ホモは、皆殺し遺伝子を持っています。類人猿の中で、この遺伝子を持っているのはむしろ少数派。持っているのはチンパンジーなどです。チンパンジーとホモは、祖先を共有し、この遺伝子を受け継いでいます。類人猿の中でも、皆殺し遺伝子を持たない種も存在します。ボノボがその代表。「ホカホカ」と呼ばれる性器を擦るなどの友好行動によって、争いを回避することは有名です。また、友好性の強い類人猿の集団は母系であり、他の縄張りの個体を皆殺しにする種は父系であることも知られています。(科学の事実として確認されてはいませんが)ホモの女性には、何らかの形でボノボのような「友愛」の遺伝情報が潜んでいることが期待されます。

*5 新型サーズが登場し、人口を半分以下に減少させる
 新型コロナウィルスとSARZは、同じコロナウィルスの仲間です。そして、近年コロナウィルスは、毒性と感染力が強くなっています。強い毒性の代表がSARZで、高い感染力の代表が新型コロナウィルスです。ウィルス学者の常識としては、感染力が高く毒性の強いコロナウィルスがいつ登場しても不思議ではないのです。シベリアの永久凍土や、北極の氷河が解け、ホモが登場する前のウィルスが出て来ています。ホモにこれらのウィルスに対する免疫はありません。科学の事実として検証されてはいませんが、最近のコロナはこのようなものではないかと疑われています。だとすると、毒性と感染力を併せ持つ「新型SARZ(仮称)」が登場するのも時間の問題です。もし、登場すれば世界人口の半分を死に至らしめる可能性があります。

*6 新型SARZは若い人を残す
 ウィルスは免疫力の弱い人間を死亡させます。抗体がない中では、貪食細胞など基礎免疫機構がウィルス撃退の中核を占めます。高年齢になるほど、この基礎免疫力は低下します。勿論、何らかの疾患を持つ人や、既往症に肺炎と気胸を持つ生禿などは、新型SARZへの抵抗力は虚弱です。結果として、新型SARZは若くて健康な人を除いて多くの/殆どの人を死亡させる可能性があります。生命力の高い若い人が多く生き残る。西欧が、ペスト大流行から立ち直って、発展を遂げた背景には、生産性の高い若者が多く残ったという事情があります。

*7 ウィルスはDNAを変異させます
 DNA変異の多くはウィルスによるものだする研究者もいます(生禿はウィルス主因説には異を唱えます)。少なくとも、ウィルスがDNAを変異させることは実証されています。殆どの若者が感染し、治癒後に生殖し子孫を作ります。本人は治癒しても、その性染色体に異変が残ることは十分にあり得ます。

*8 Y染色体は突然変異が高頻度で発生します
 Y染色体は、突然変異が起こりやすい男性の性染色体です。女性のX染色体よりも短く、そのために、離れ業を駆使してXYの対を作りますが、結果として変異が起こりやすくなります。安定したX染色体に比して、Y染色体が人類進化の鍵を握ると考える研究者もいます。そして、皆殺しの遺伝情報の多くは、Y染色体上にあると考えられています。状況証拠だけですが、充分すぎる証拠があります。ウィルスによってこの皆殺し遺伝情報が何らかの影響を受け、ボノボなどが持っていた「友愛遺伝子」が覚醒する/皆殺し遺伝子が無効化される、と考えるのは荒唐無稽な空想ではありません(ですが … 、「そうであったらいいな」という感が強いことは否定しませんが)。

*9 AIによる文明の進展
 ホモの消滅は、文明の[破壊≒創造]の推進力の喪失を意味します。所謂「創造性」は、皆殺し遺伝子を持つ極悪非道のホモならではのもので、友愛のホボには不向きです。ホボには、ホモのような物欲は無いし、他人に認められたいという承認欲求も強くありません。そんな下らないものとは距離を置いた生命を生きるのが、ホボなのです。そして、文明の「くりえいちびてぃ」=生活に便利な物の発明や、殆どの音楽や文学や絵画など、暇潰しの「げいじゅつ」は、AIの方が、人間から高い評価を受ける物をひり出せます。例えば、バッハの音楽やルノワールの絵画なら、AIの方が優れた作品を生産できることは、既に実証済みです。一方、人間にしかできない創造性=究極の無駄=真の文化を創造するのがホボなのです。 皆殺し遺伝子が[破壊≒創造]とどのように関連するかは、科学の事実としては不明ですが、様々な状況証拠から、上記の想定は妥当なものではないかと考えられます。

*10 2040年にAIが本格稼働
 2040年かどうかは定かではありませんが、遠くない将来に、ニューロチップが実用化され、AIが本格稼働し始めます。国家資格のあるような定型知識で事足りる、弁護士や医師などの創造性がなくてもできる(事実として、多くの医師は資格取得時以降の新しい医療技術を学ぼうとはしません)、かつ、それを担う人々の報酬が高額な仕事は早急にAIに取って代わられます。医師や弁護士は、技術面では、現在でも代替可能ですが、消費電力などで、人間がやったほうが安いのです。AIが本格稼働するのを2040年と想定するのは、これ以上遅くなると、ホモの暴走が始まってしまい「間に合わない」恐れがあるからです(この2040年説に、科学の根拠はやや希薄です)。
 さて、AIよってホボは労働からの解放されます。ホボは、ホモが開発の端緒を拓いたAIロボットを「ホモ」と呼び、敬意を表し、その功績を称えます。

*11 天然の一部としての人間性の復活
 人間にしかできないこと、それは「無駄」=「遊ぶ」ことです。暇潰しではありません。血沸き肉踊るような快楽です。大部分のホモは、本当の「遊び」を知りません。強制された勉学や仕事から解放された時間を潰す楽しみ=「暇潰し」を「遊び」と勘違いしています。詩を詠んだり、絵を描いたり、教養を身につけたり … 。それらの殆どは暇潰しにしか過ぎません。
 また、人の移動の中心は、大きなタケコプターのようなものに代わり、道路面積は減少します。海外へは、緊急時を除いてヨットでの航海となります。仕事はAI任せなので、急ぐ必要はないのです。人間は、自然と対立するものではなく、天然を愉しむ、天然の一部として生きていきます。

*11 地球の寒冷化
 地球は超長期では寒冷化しています。二酸化炭素による地球温暖化は、ほんの短い間の現象に過ぎません。期間と地域を限定して、緊急避難措置として、温暖化ガスである海中の二酸化炭素を空中に放出することも考えられます。地球温暖化は「良いことづくめ」です。百年以上に視野を広げれば、悪いことなんか何一つありません。国土が無くなるとか、白熊さんが居なくなるとか … 。地球上の陸地は長期には増えたり減ったりします。それが嫌なら、地球から出て行くべきです。白熊は種ではありません。人を食べて恐れられる黒熊(グリズリー)と遺伝子は完璧に同じ。遺伝ではなく、環境によって毛や肌の色が変わるのは人間と同じです。人間の文明は、温暖期に発達しました。寒冷期には、文明は広まりはしましたが、飛躍することはありませんでした。地球温暖化は、人間にとって、百利あって一害無しです(有害な鉛や窒素などを垂れ流しているのが悪いのであって、温暖化自体に問題はありません)。