上野公園の噴水を歩いて、東博へ入ります。

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 この季節はチューリップが綺麗です。

出雲と大和
 まずは、日本書記が編纂されて1300年を記念する特別展「出雲と大和」を観ました。

 国譲りの神話(伝説)によると、大国主は目に見えない神々の世界=「幽」を、天皇は目に見える政治の世界=「顕」を司るとしました。大和王朝に顕(現)世を譲る代わりに、大国主は出雲で幽世を司ります。巨大な神殿や、祭祀に使われた青銅器は、出雲が幽世の地であったことを物語ります。荒神谷から銅剣358本、加茂岩倉から銅鐸39個。出雲大社からは、鎌倉時代の社殿を支えた、巨木を3本束ねた直径3mの「心御柱」「宇豆柱」「側柱」が出土。48mの社殿は伝説ではなく、歴史の事実だと証明されました。そして、出雲の地は、「もののけ姫」の舞台ともなった「たたら場」として、大和の技術を先導したのです。

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 石棒(縄文中期)。土偶は女性を石棒は男性を象徴します。男性器を写実する石棒は、縄文中期には大型化します。つまり、縄文中期は、男が立っていた時代だったんです。

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 隆起線土器(縄文草創期/多摩丘陵-花見山遺跡)。関東の草創期を代表する遺跡から出土した隆起線の土器です。

20200213NEXs387みみずく土偶
 みみずく土偶。鳥のみみずくに似ていることから名付けられました。頭部は結った髪あるいは堅櫛。丸い耳は耳飾りを表現していると考えられています。もうじき、ここでは見られなくなるので、しっかり目に焼き付けました。

20200213NEXs394土偶型容器
 土偶型容器(福島県-上野尻/弥生中期)。弥生時代のものです。首に色彩が残っています。首を切った血の跡か?弥生人らしいよネ。

20200213NEXs395子持家
 埴輪 子持家(宮崎県-西都原古墳)。竪穴建物周りに4つの小さな家が付いています。複雑な特別な建物だったのでしょう。

20200213NEXs400杯を捧げる女
 埴輪 杯を捧げる女(群馬県-上柴古墳)。衣服の形状と文様が面白い。

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 埴輪 太刀を持つ男子(埼玉県-上敷免)。情けない顔に好感。こんな顔の人を知っているような … 。

20200213NEXs406飾り馬
 埴輪 馬(埼玉県-日向島)。6世紀の馬の普及と共に、馬型の埴輪が作られました。6個の鈴の鏡板を伴う轡をつけ、胸には四つの馬鐸を下げ、尻には三方向に三鈴杏葉をつけています。古墳時代の飾り馬の様子を知ることができます。

20200213NEXs419不動明王
 不動明王立像(平安時代)。巻き髪で、右目を見開き左目は窄める、右下牙で上唇を左上牙で下唇を噛む姿は、9世紀に流行した不動明王の姿です。光背はこの時代のものなんだろうか?

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 千手観音菩薩坐像(南北朝時代)と四天王立像。角張った顔は中国-明時代の特徴を取り入れたもので、印派仏師の作。台座と光背も制作当時のものが残っています。

 室生寺の十一面観音(写真は撮れません)。本館の1階は13室以降は改修工事のため閉鎖されています。がっかりではありますが、この十一面が見られるだけで、本館に通う価値は十二分にあります。

20200213NEXs436みみずく土偶
 みみずく土偶(茨城県-立木貝塚/縄文後期)。こっちのみみづくちゃんは惚けすぎですネ。

20200213NEXs438香炉形土器
 香炉形土器(長野県-糸萱/縄文中期)。これ、初めて見たような … 。記憶が定かではありません。

20200213NEXs444十一面観音
 十一面観音立像。朝鮮ですネ。

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 慧文大師像(平安時代/一乗寺)。中国の僧。面白い表情です。

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 テラスから庭園を望む。もうじき庭園の公開期間。その前に改修工事なんでしょう。

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 本館から平成館に戻る途中のソファで一休み。

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 団地丘陵に戻ってきました。さて物理のお勉強です。