大学の非常勤講師は今年が最後です。
勤務する大学の規定では、非常勤の定年は70歳。そこで「特別な事情があれば定年を72歳まで延長できる」が適用されて70歳のときに、72歳までの複数年契約となりました。流石に再延長は「規定に反する」のです。
という訳で、今年が「最後の講義」になります。力一杯 ← いつものことだけれど、務めてまいります。
今年は、個人指導の枠を大幅に増やして、講義のある曜日以外にも指導日を拡大します。一方向で「勝手なことを」喋って終わりの講義は誰でもできるけれど、事前に相手が何を具体課題とするか分らない個人指導は、幅広いだけの知識と経験だけではなく、深い理解力がないと満足水準に達することはできません。だから、緊張するし、充実感もある。実を言うと、講義なんかよりも、この個人指導をやるために私がいる、って思うのです。
でも今年で終わりは、寂しいな〜。どこかで、若手を教える場所がないか … 探してみます。