高校の支援学級を卒業しても高卒資格は取得できません。学習支援のボランティアで、ぶつかっている大きな壁の一つです。

 文科省は「指定された単位が取れていない」から高卒の資格は与えられないとのことだそうです。そういうこともあり、支援学級や特別支援学校では、授業を含め就職を支援する活動を活発に行っています。ですが、転職では不利な扱いになることは確かです。手帳の無い障害者扱いされることも。結婚でも嫌な思いをすることもあるそうです。

 商業・工業高校を含め普通学級への進学を目指させた方が良いのか?子供たちの学力に合わせて実のある教育を望むなら支援学級の方がいいのですが…。世間の風は冷たいのです。

 公立高校も、所謂「底辺校」は定員割れで無試験状態。それでも高卒の資格は(中学が支援学級の生徒でも出席日数が足りていれば)なんとか取れるようです。とはいえ、授業中は「針の筵」状態。さっぱり解らない話を眠らずに聞き続ける忍耐力?は想像を絶するものです。

 どうしたら良いのか?! 支援学級卒業でも高卒資格が取得できる活動をしている団体を空べ調べてみたのですが見つかりませんでした。聞けば、文科省に対峙するよりも、お願いした方が効果がある。ということで、心ある支援学級の先生方が「それなり」の働きかけをしているようです。

 不登校の子に「出席見做し」で単位を与える制度も徐々に整備されており、支援学級の子供たちにも「愛の手」が差し伸べられることを切に願っています。