「ビジネス英語ライティング・ルールズ」 森田 修 2016年 日経文庫
英語に触れて、英語に慣れよう!英語が空前絶後に苦手な私。子供たちに英語を教えなければならない窮地に陥る?こともあるのです。なので、少しでも英語に親しもう?というわけです。なのですが … この本、中学校の英語もままならない私にはレベルが高くて …。この本は「手軽に参照できる句読法のルールブック」。英文法の基本も身についていない人間が読む本じゃなかった。 以下は、特に印象に残った部分の引用です。
■ ライティングに対する心構え
英語を書く際には、客観的な視点を持つことがとても大切です。
I'm sure we can meet the deadline.
I think ... の使用は控えましょう。
英文を書くためには、何を「主語」にするかが大切。
ビジネスライティングでは "I" を主語にしないほうがと言われます。
■ 句読記号
句読記号は、カンマ・ピリオド・コロンなどの記号のこと。
従属節を後ろにもっていくと、読みやすい文になります。
肩書や年齢といった情報を名前の後ろに置く場合には、カンマが必要です。
Mr. Oyama,President of DEF,is also the manager of the sales division.
文と文の間隔は、半角スペースを一つ空けるのが正式です。
セミコロン(;)は接続詞的に、コロン(:)は詳細を示すために用います。セミコロンは、カンマよりも強い区切りです。
英語では、16:20のような「24時間表記」は「軍隊式」。日常会話やビジネスでは、あまり使いません。
丸カッコの中で補助のカッコが必要になったときには、角カッコを使います。言い替えや定義や但し書きは、角カッコを使います。
数字を文字として表記する[スペルアウト]には、ハイフンが必要になります。
twenty-seven
分数は、カジュアルな文章では、スラッシュによる表記も可能ですが、正式なのはハイフンを用いた表記です。
one-fifth of capacity
引用符は、米語では (‘ ’)を、英語では(“ ”)を用います。
スラッシュは、A/Bの形でAorBを意味します。orと音読します。
固有名詞は大文字で始めます。人名、国名、地名は固有名詞。曜日や月や祝日も、英語では固有名詞です。時代や歴史上の出来事も大文字表記です。天体も固有名詞です。但し、earth と moon と sun は、固有名詞として扱っている場合を除いて、小文字にします。宗教名、信者、神様、有名な賞、本や映画や音楽や講座のタイトルも大文字表記が適用されます。
会社の社名や銘柄名や部署名や製品名などは、その会社のオフィシャルな表記に従います。
文末に疑問符を置けば、どんな文でも疑問文にすることができます。
付加疑問文も、カジュアルではありますが、メールなどなら用いることが可能です。
You didn't stay here woking overnight, did you?
省略符号(…)を、日本語の「・・・」や[〜]を使わないようにしましょう。
段落の頭を下げる[インデント]は、半角スペース5つ程度下げます。字下げをしないブロックスタイルでは、段落と段落の間を1行空けます。ビジネス文書では、ブロックスタイルの方が一般的です。
■ 文法・語法
不定冠詞は a / an 、定冠詞は the。無冠詞もあります。不定冠詞の語源は one。
可算名詞と不可算名詞。a lot of は可算・不可算のどちらでも使うことができます。可算と不可算で意味が異なることがあります。paper は不可算名詞では「紙」。a paper / paoers は「新聞」「論文」を意味します。
I / you / it は、人称代名詞。this / that (these / those) は、指示代名詞。some / any /oter / all は、不定代名詞。who / what /which は、疑問代名詞。
thisとthatの違いは、距離の違い。this は「自分の側」、that 「相手の側」です。
自動詞と他動詞の違いは、目的語を必要とするかしないか。他動詞は「…を / …に」などの意味が含まれています。自動詞の後に目的語を入れるには前置詞を置きます。
They went into the meeting room.
they entered the meeting room.
自動詞の run は、他動詞用法で「…を経営する」になります。他動詞の succeed は「…を引き継ぐ」、自動詞の場合は「成功する」。他動詞の stand は「…を我慢する」。
現在形をだけを使って現在の話をするのは、やや特殊な場合に限られます。習慣、不変の真理、状態(にある)。「状態動詞」には、 「知覚」「感情」「所有」を表すものがあります。
現在進行形は「しているところだ」。恒常ではありません。
Mina is being kind today. 今日は親切だ。
未来を表す will は、単純未来「…だろう」と、意志未来「…するつもりだ」。be going to は、「既に決めてある予定」。
現在進行形は、「過去の事柄を、現在の視点から述べる」。
She has already finished her task. 既に終わらせています。
過去に終わらせたことを、現在の視点からみているので、もう完了しているという意味になるます。
継続用法
I've been involved in this project a decade.
このプロジェクトに10年以上関わってきました。
ビジネスライティングでは、特に理由がない限り受動態を用いません。動作主が明らかで、非動作主が「もの」である場合、受動態にすると不自然です。
助動詞の「確信している」「事実だと思っている」度合いを表す用法があります(認識用法)。
could …ということもありうる
may / might もしかしたら…
can …かもしれない
should / ought to …なはずだ
would おそらく…だろう
will …だろう
must …にちがいない
be able to は「そのような能力がある」、can は 「現実に実行可能である」。
I could catch the first train.
→ I was able to catch the first train.
could は、仮定の用法「しようと思えばできる」と捉えられてしまう恐れがあります。
will と be going to はニュアンスが違います。be going to は「…に向かって進んでいる」、つまり「前から決めていた」。will は、その場で決めたというニュアンス。
