久しぶりに新宿に出ました。
相変わらず品の無い高層ビルがニョキニョキです。
かつて勤めていた三井ビルには、キヤノンのサービスセンターがあります。新宿で打合せなので、ついでにカメラのセンサーの清掃をして貰おうと、カメラを持参しました。
まだ看板はありましたが、サービスセンターは閉鎖されていました。調べてみると品川に新たなサービスセンターを開設するようです。品川は遠いな〜。せっかく、カメラを持って来たのに …。こういうことがあると、商売というのは「飽きずに」「続ける」ことだ、という言葉の重さを感じます。やるのなら、いつまでも、どこまでも、当てになる商売でなければなりません。これが意外に難しいことなんです。
懐かしい昔の仕事仲間と打合せ。彼は転職して、日本で一番大きな調査会社のディレクターになっていました。要は、分析手法を開発し、客先に提案するパッケージを作って欲しいとのこと。日本の調査会社の分析能力は極めて低く、まして、客先に買って貰える[分析〜企画〜提案]のパッケージを開発するなんてことは出来なくなっています(売れないパッケージなら作っていますが)。大昔は、パネル:アドホック=5:5が売上構成比の理想と言われ、客先ニーズをアドホックで掴んで、それをパネルに展開して、というサイクルを回して、より価値のあるデータを提供することを目指していました。その当時は、何もしなくても惰性で売れるパネルに比重のかかる6:4は危険信号と言われたものですが、今や7割を遥かに超えています。完全に死に体です。情けない!だから、ニーズを充足する水準の分析のし方の考え方から、手取り足取り教えなければなりません。ヤレヤレですが、それで少しでも日本のビジネスの水準が上がるなら …、渾身の力を振り絞ってお手伝いすることにしましょう。
打合せを終わって、新宿中央公園に。噴水前でスケボーをやっているお兄さん。腕前は今一のような …。
30歳で仲間と一緒に立ち上げた会社があった第一生命ビル。懐かしい!生禿は、新宿に事務所があったことが3回あります。早稲田っ子ですから、新宿には縁があるのでしょう。
公園の並木道を歩きます。打合せの内容を反芻しながら。どう考えても、やるっきゃありません。
カップルさんがお手々つないで …、これから … ならば駅の反対方向ですよ〜。え!ひょっとして、京プラ?
それはともかく、突然ですが、枯葉です。枯れきって、丸まって、カサカシャと風に降られています。昔、よく昼食を食べた線香ビルの向こうに、もう一つのかつて勤務した事務所がありました。
かつては、お乞食さんの小屋が並んでいた広場は、すっかり片付けられてしまっています。どこに居るのだろう。寒さはしのげているのだろうか?生き延びているのだろうか。日本が格差社会になって、人を殺すには刃物は不要になりました。
公園の端にある十二社熊野神社。「熊野」らしい佇まいを見せますが、「十二社」らしく、何でもありの健康な無節操さが、神社の中の神社なのです。なので、生禿が好きな神社の一つです。
そして、何と言っても、この狛犬さん。古式のあっけらかんとした(狛)犬。獅子ではなく、役行者も御用達の高麗の狗(いぬ)です。
脇の門を抜けて、犬の散歩をほのぼのと見やって …、冬の陽の暖かさを体一杯に受けます。
いつも「訳の判らない」、エコギャラリーです。コの口を閉じたら「エ○ギャラリー」になるんだけどな〜〜〜。
なんか言っていると、花が笑いかけます。コンニチワ。そうだ!もうお昼だ。新宿と言えば、名物の「天玉蕎麦」があったっけ。
この像は、「髪」(渡辺弘行作)。凄いのはこの色です。寂びたのか?鳥の糞か?だれかがむしゃぶりついて使っちゃったのか?その全部か?なにしろ凄いことになってます。
浮浪者の去った(追い出された)芝生には、平和な母児の姿があります。これは、とっても好い図なのだが …、そのために何人もの人間が殺されたかも知れないことに無神経ではいけないのだと思います。
相変わらず品の無い高層ビルがニョキニョキです。
かつて勤めていた三井ビルには、キヤノンのサービスセンターがあります。新宿で打合せなので、ついでにカメラのセンサーの清掃をして貰おうと、カメラを持参しました。
まだ看板はありましたが、サービスセンターは閉鎖されていました。調べてみると品川に新たなサービスセンターを開設するようです。品川は遠いな〜。せっかく、カメラを持って来たのに …。こういうことがあると、商売というのは「飽きずに」「続ける」ことだ、という言葉の重さを感じます。やるのなら、いつまでも、どこまでも、当てになる商売でなければなりません。これが意外に難しいことなんです。
懐かしい昔の仕事仲間と打合せ。彼は転職して、日本で一番大きな調査会社のディレクターになっていました。要は、分析手法を開発し、客先に提案するパッケージを作って欲しいとのこと。日本の調査会社の分析能力は極めて低く、まして、客先に買って貰える[分析〜企画〜提案]のパッケージを開発するなんてことは出来なくなっています(売れないパッケージなら作っていますが)。大昔は、パネル:アドホック=5:5が売上構成比の理想と言われ、客先ニーズをアドホックで掴んで、それをパネルに展開して、というサイクルを回して、より価値のあるデータを提供することを目指していました。その当時は、何もしなくても惰性で売れるパネルに比重のかかる6:4は危険信号と言われたものですが、今や7割を遥かに超えています。完全に死に体です。情けない!だから、ニーズを充足する水準の分析のし方の考え方から、手取り足取り教えなければなりません。ヤレヤレですが、それで少しでも日本のビジネスの水準が上がるなら …、渾身の力を振り絞ってお手伝いすることにしましょう。
打合せを終わって、新宿中央公園に。噴水前でスケボーをやっているお兄さん。腕前は今一のような …。
30歳で仲間と一緒に立ち上げた会社があった第一生命ビル。懐かしい!生禿は、新宿に事務所があったことが3回あります。早稲田っ子ですから、新宿には縁があるのでしょう。
公園の並木道を歩きます。打合せの内容を反芻しながら。どう考えても、やるっきゃありません。
カップルさんがお手々つないで …、これから … ならば駅の反対方向ですよ〜。え!ひょっとして、京プラ?
それはともかく、突然ですが、枯葉です。枯れきって、丸まって、カサカシャと風に降られています。昔、よく昼食を食べた線香ビルの向こうに、もう一つのかつて勤務した事務所がありました。
かつては、お乞食さんの小屋が並んでいた広場は、すっかり片付けられてしまっています。どこに居るのだろう。寒さはしのげているのだろうか?生き延びているのだろうか。日本が格差社会になって、人を殺すには刃物は不要になりました。
公園の端にある十二社熊野神社。「熊野」らしい佇まいを見せますが、「十二社」らしく、何でもありの健康な無節操さが、神社の中の神社なのです。なので、生禿が好きな神社の一つです。
そして、何と言っても、この狛犬さん。古式のあっけらかんとした(狛)犬。獅子ではなく、役行者も御用達の高麗の狗(いぬ)です。
脇の門を抜けて、犬の散歩をほのぼのと見やって …、冬の陽の暖かさを体一杯に受けます。
いつも「訳の判らない」、エコギャラリーです。コの口を閉じたら「エ○ギャラリー」になるんだけどな〜〜〜。
なんか言っていると、花が笑いかけます。コンニチワ。そうだ!もうお昼だ。新宿と言えば、名物の「天玉蕎麦」があったっけ。
この像は、「髪」(渡辺弘行作)。凄いのはこの色です。寂びたのか?鳥の糞か?だれかがむしゃぶりついて使っちゃったのか?その全部か?なにしろ凄いことになってます。
浮浪者の去った(追い出された)芝生には、平和な母児の姿があります。これは、とっても好い図なのだが …、そのために何人もの人間が殺されたかも知れないことに無神経ではいけないのだと思います。