博多の旅も三日目。最終日は、女房の目下の研究テーマである「宗教上の象徴としての鹿」を訪ねて志賀(しか)海神社へ。


海を見渡すお社。その境内に美しい蝶。昨日の胸形でもそうでしたが、海の神は夜の蝶がお好き? とても美しい蝶でした(大雨が予想されたので、レンズもカメラも予備機。壊れても惜しくないものなのですが、まあまあ撮れてます)。


女房が宮司さんに確認すると、本来は「志賀(しか)」は「鹿」とは無関係。音のつながりで鹿の角が奉納されるようになり、鹿角堂に収めた。奉納は江戸時代まで続いた、との説明を受ける。ご親切にありがとうございました。埼玉からわざわざそれを確認しに来たと知り、とても親切にして下さいました。有難うございました。


港に戻る途中。猫を見つけてかまっていたら、船に乗り遅れちゃいました。この日は、女房の足が辛いこともあって、ゆったりとした予定だったので、慌てず騒がず、。のんびりと待合室でいちゃついてました ← あんなことやそんなことはしてませんヨ !(^O^)!
港からバスで天神へ。天神で大濠公園への行き方が分からなくて困っていたら、とんでもない美人が「どこへ行かれますか」と声をかけてくれて、親切に教えてくださった。福岡の美人は物凄く親切です。福岡に引っ越してきたくなるぐらい。女房も「凄い美人だった」と絶賛。後をついていきたかったのですが … 流石に女房の前ですからね。
このレストランのウェイトスさん。これまた美人(道を教えてくれた美人には劣るけれど、充分すぎるくらいの美人でした)。市立美術館の場所を聞いたら、何かと聞き違えたらしく、けらけらと笑う。普通は客の前でこうあっけらかんと笑うもんじゃないが、何故か明るくて清しくて、可愛い。博多の女がますます好きになった。
女房的には、九博よりも楽しみにしていた私立美術館。コプト文化のコレクションが有名なんだとか。

有翼人物・狩猟人物(コプト裂/エジプト/5世紀)。イスラム支配の時代に弾圧を免れたコプト人は自立性を保ち続けますが、イスラム文化も取り入れた独自の文化を作り上げます。ヘレニズムの伝統を示す有翼人物が有名です。
と言う訳で、博多の旅はお終い。豪雨が辛かったけれど、豪雨の胸形と志賀のお社は、凄まじかった。印象に残る旅になりました。親切にして下さった皆様、有難うございました !(^O^)!