年末年始は女房とノンビリ。という訳で、映画を観に、入間(埼玉県)のシネコンに行きました。
まずはランチ。ハザマダイナーという肉の店。入間市産のブランド牛「彩の夢味牛」のステーキを頂きました。これが美味い!しかも安い。これで2千円以下です。埼玉産の牛は美味しい夢を見ているようです。まだ、映画には時間があるので、コーヒーももらって、まったり。大満足のランチでした。
最近は映画を観るのが新宿とか池袋が多くて、このシネコンは久しぶりです。
映画はディズニーの「ウィッシュ」。愚衆の「願い」を食い物にするポピュリズムの支配者(まるでトランプ)。自分の力で叶えようとしないと、その依存心によって支配者の思うがままになってしまうと気づいた律者(自律する者)が、独裁者を倒す。そして、人類の繁栄のために、傲慢不遜にして極悪非道なSDG'sなどと喚き散らし、地球の生態系を破壊して大絶滅を招く。人類が滅びるのはカラスの勝手だが、他の生物を巻き添えにするのは極悪非道。「神からこの世を好きにしていい」と言われたと信じる傲慢不遜なオカルトなキリスト邪教。まさにディズニー映画の真骨頂にして、現代の米国民の非道を余すところなく伝える名画ではありました。完全無欠に予想通りの作品。ポピュリズムも自己責任も、どちらにしても大衆は地獄を味わう。そんな人間のことなどはどううでもよく、私が見たかったのは、米国民の、いや全世界の愚衆の、意識の底にあるドロドロの「皆殺し遺伝子」が発現しきった悪心。それをシッカリ確かめさせてもらいました。
現在は人口調整局面。[飢餓−感染−紛争]の連鎖が更に進行し、大絶滅が始まる前に人類を絶滅させることを祈るばかり。言うまでもなく第三次世界大戦は必ず起きますが、同時に、永久凍土からホモサピエンスに免疫がない強伝播で高病原性のウィルスが3種類同時にパンデミックを起こし、人類の人口が少なくとも1/10以下になる日が一日も早く来ますように。人類の不幸は地球生態系の幸福です。
それはともかく、米国の文化、というか世界の愚衆の心の動きにご興味のある方は是非!鑑賞すべき映画かもしれません。