不忍池の散歩を終えて、東博へ。

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 コロナ禍で特別展が中止になったりして、特別展覧券が余ってしまい、それほど興味はなかったのですが、特別展「日本のたてもの」を観に来ました。

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 法隆寺-五重塔。金堂とともに最古の木造建築。塔の中の細部まで作り込んであります。

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 一乗寺-三重塔。 塔は、サンスクリット語の「ストゥーパ」を音訳した「卒塔婆」が略された語。仏塔の構造は、心柱が掘立柱から地上式になり、近世には心柱を吊り下げるものも考案されました。多宝塔は平安期に密教の導入と共に現れます。

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 唐招提寺金堂。一重寄棟造で吹き放ちの正面列柱など戦闘された奈良後期の様式。

 正倉院-正倉。聖武天皇の遺愛品を収蔵。北倉と南倉は校倉造りです。

 長寿寺-本堂。学生時代に行った想い出深いお寺です。パネル展示だけでしたが、見入ってしまいました。

 興福寺-北円堂。藤原不比等の一周忌に建立されたそうです。今度奈良に行ったらしっかり観てみます。

20210219X5s491春日大社本殿
 春日大社-本殿。藤原氏の氏神で四神を祀る。式年造替により古式が守られている。

 切妻・平入は正面入口を設ける位置の区分。切妻平入が神明造。伊勢神宮が代表。切妻造妻入は出雲大社の大社造、住吉大社の住吉造がある。切妻作平入の正面に庇(ひさし)を延ばしたものが流造。春日造は、切妻造の妻面に庇を設けて正面としたもの。入母屋造の本殿は、神仏習合の神社に多く見られる。北野天満宮は、本殿と拝殿を石の間で繋いだ構成。後には権現造りと呼ばれ、豪奢な彫刻が嗜好された。

20210219X5s499仁科神明宮
 仁科神明宮。式年造替の制が守られ、神明造りの古式本殿の特徴を持つ。先史高床倉庫を彷彿とさせる。

 神魂神社-本殿。大社造の古式本殿形式の最古の遺構。棟持柱など高床建築の趣を伝えます。女房との出雲への旅で行きました。懐かしい。

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 慈照寺-東求堂。書院造は面取り柱を用い、床は畳を敷き詰め、建具を用いて部屋を区切る。草庵茶室の技法を取り入れたものが数寄屋造。

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 正福寺-地蔵堂。臨済宗の寺院で、洗練された禅宗様です。

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 表慶館を出て、久しぶりに法隆寺宝物館へ。祟り寺=法隆寺の呪いを表す?頭を打ち付けられた仏像を観に行きましょう。

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 法隆寺宝物館前の白梅。ここも、毎年見事です。

20210219X5s559菩薩
 菩薩立像(飛鳥時代)。観音菩薩が多いですが、これはただの菩薩。手印が違いますよね。

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 観音菩薩・勢至菩薩立像(飛鳥時代)。腰をくねらせる二像。ガンダーラの影響を感じます。

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 観音菩薩立像(飛鳥時代)。珍しい手印です。苦しそうです。呪いが効いているのでしょうか?

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 観音菩薩立像(飛鳥時代)。珠を持った観音。女性らしい姿ですね。

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 十一面観音像(飛鳥時代)。どこかコケットな姿。「は〜い!寄ってらっしゃい」って言ってるようです。

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 阿弥陀三尊および僧形像(飛鳥時代)。イケメンに腰を振る美女と、金をせびる乞食に見えませんか? ← 見えないよ!

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 法隆寺宝物館から、本館へ。今回は考古室や本館の彫刻などは見ないで帰りましょう。

20210219X5s594執金剛 20210219X5s598
 執金剛神立像(竹内久一/1898年)。近代的な解釈の仏像。展示が入れ替わっていたので目につきました。この像は前にも見たことがありますね。

20210219X5s605精華
 精華(吉田博/1909年)。変な絵ですよね。女の子を裸にする意味が解らんし、何で獅子が居るのか?何故に指差しているのか?さっぱり理解できません。ルソーの絵にインスパイアされた?綺麗な裸体だから嫌いではありませんが、絵としては … どうでもいいや。

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 東博を出て昼食です。無性にお蕎麦が食べたくなって上野駅周辺を探したら、駅前にお蕎麦屋を発見。かき揚げがやたらに大きいが、具は葱が主体で、お蕎麦が「きつね」になってしまった。味はフツー。不味くなくて良かった!