東博で天台宗の仏たちの特別展がありました。延暦寺の大修理に伴うものです。現地では、歴史上初めてとなる根本中堂の一般公開が行われています。そして、女房も私も行ったことがない高野山に行くことにしました。
一日目は比叡山延暦寺。あいにくの曇天で写真は綺麗に撮れそうもありませんが … 根本中堂の本尊を目に焼き付けることが目的ですから天候は関係ありません。
特別拝観の横断幕。今の比叡山はやっぱりコレです。
拝観者は多く、緊急事態は遠い昔のようです。
晴れていたら絶好の紅葉狩りなんでしょうが … ご覧のとおりの曇天です。
暗い工事中の骨組みの中で、うっすらと見えるご本尊。その姿は、私には「優美」と感じられました。列に並んで順番に覗くのですが、何度も並んで見てしまいました。
屋根の工事風景だけが撮影ＯＫでした。建築に興味のある方はこれも凄いことなんでしょうね。根本中堂大改修の期間は2016年４月から2026年３月まで。１０年間です。
人波みは途切れることが無く、御朱印も長蛇の列でした。
文殊楼。延暦寺の正門だそうです。何故か牛さんが居ました。知恵だから？
比叡山国宝殿を見学。国宝殿と言いながら国宝が一点もない！信長に焼き討ちされて、仏像も犠牲になったのだろう。残念なことをしたものだ。
万拝堂というお堂の仏は顔が四段重ね。初めて見ました。
開運の鐘だそうです。一突き幾らかの金を取ってます。打出の鐘ですかね。
戒壇院。こちらも特別拝観です。お坊さんの説明では、僧侶でも一生に一度＝戒を受ける時入ることのない場所だとのこと。簡素な中にそれらしい雰囲気が感じられます。
大塔と阿弥陀堂の周辺。新しいですが、綺麗な建物です。
