「ひと×いきもの」 2019年 東京都埋蔵文化センター
毎年1回は見に行く 東京都埋蔵文化センター。今年の展示テーマは、「ひと×いきもの」。女房がパンフレットを持って帰ってきてくれました。印象に残ったところを引用させて下さい。また、*印の部分は、生禿の感想です。
石錘や土器の破片を再利用した土器片垂は、魚を獲る網につける重りでした。
*旧石器時代や縄文時代は(というか、現代になる前はず〜と)、材料の確保も道具の制作も大変だったので、「もったいない」精神は当たり前でした。
埋葬犬骨には骨折を治した例もあります。怪我を負っても大切に飼われ、死後は丁寧に埋葬されている事例から、縄文人は犬に親しみを抱いいていたと考えられます。
汐留遺跡(江戸時代)からは、ダックスフンドやポインターの骨も見つかっています。
*幕臣(その一部は縄文人/荒脛巾の末裔)たちの狩猟への執念が伺われますね(荒脛巾については「続きを読む」にまとめました)。
蛇は脱皮をすることから、成長や再生の象徴として。毒を持つ驚異として特別視されました。猪は、一度に4〜5頭の子供を産む多産の象徴として知られています。
縄文時代中期前半は、蛇や人面を象(かたど)った例が多く見られます。鳥を象った把手を持つ土器は、中期末から後期初頭にかけて多く見られ、他の動物の意匠はほとんど見られません。
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