先日、TV番組「ぶらぶら美術館」最終回で、国立西洋美術館の「睡蓮」を見て、やっぱり実物が観たい!という訳で、やってきました。

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 65歳以上なら常設展は無料なんです。ガラケーなので低画質ですが、印象に残ったものを記録しておこうと撮りました。

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 聖母子(アンドレア・デル・サルト)。お馴染みの絵ですが、私には聖母子に見えない。愛人とその息子を金持が描かせた絵のように見えてしまう。宗教画は理解できないのは当然なのでしょうが …

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 ルクレティア(グイド・レーニ)。白い肌が目に飛び込んできます。

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 罠にかかった狐(ギュスターヴ・クールベ/1860年)。民衆の現実に根ざす「生ける芸術」を目指した作品、との解説。「ぶらぶら美術館」でも同様のご意見。所謂、リアリズムってやつなんでしょう。でも、狐が痛そうで可哀想な絵ですよね。

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 アルジェリア風のパリの女たち(ピエール=オーギュスト・ルノワール)。ルノワールの初期の作品。ハーレムの官能的な女たちを描いていますが、既にルノワールはルノワールですね。

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 睡蓮(クロード・モネ/1916年)。西洋美術館の元となった松方コレクションを代表する作品にして、モネの傑作の一枚。やっぱり実物ですよ。

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 カジノのホール(キーズ・ヴァン・ドンゲン/1920年)。なんとも退廃的な雰囲気を醸す、しかも、商業的な匂いのする作品です。

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 絵画(ジュアン・ミロ/1953年)。教科書にも登場した有名な絵。何故かは解りませんが、好きな絵なんです。どこがいいのかなんてサッパリ理解できませんが …。

 西洋美術館には、またゆっくり観に来ることにしましょう。