明治大学で行われるシンポジウム「土偶研究の新展開」を聞きに行きました。せっかく、お茶の水(東京都)まで出るので、湯島聖堂と神田明神もぶらり。お目当ては明ちゃんです。

 まずは、湯島聖堂へ。

20240302SXs001 20240302SXs002 20240302SXs003

 見れば筑波大学彫塑展をやっています。

20240302SXs004 20240302SXs006 20240302SXs009

 左の作品は「希望(町野紗恭)」。下半身の力強い肉付きと顔のバランスがイイ!

20240302SXs011 20240302SXs012

 左の作品は「Undertaker of you(瀬島那月)」。パンツの色が滑稽さを出してます。

20240302SXs016 20240302SXs017 20240302SXs021

 真ん中の少女のきりッとした表情が好き!

20240302SXs026 20240302SXs023

 湯島聖堂の魔除けの怪物さんたちに挨拶して、そろそろシンポジウム会場へ向かいましょう。

20240302SXs030

 素通りできなのはお茶の水の聖橋。鉄道三線の交叉と出会ったら幸運と言われています。やっぱりこの日も2線しか見られませんでした。

20240302SXs037

 明治大学のグローバルフロントが会場。

 土偶研究の一つの考え方として[祭祀 → 視覚化 → 定着]という「社会化」のプロセスの研究を提唱しています。初期の土偶は女性の妊娠の姿。そして、英語ですが“Labor”は労働であると同時に「分娩/陣痛」の意味もあります。古の人々にとって、労働も分娩の多大な「労苦」だったのです。そして、妊娠〜子育期の母親は労働力でなくなる。それもその集団にとっては、いつもより多くの労苦を分かち合わなければならないのです。出産は、個人のそして家族の事象から社会の問題となっていきます。出産は、集団の成員が増える芽出度さと労苦が増える覚悟を意味していました。なかなか面白い講演でした。

 昼食時間に神田明神へ出向きました。

20240302SXs048 20240302SXs052

 山門前の梅が今年も咲いています ← 恒例=好例ですね!

20240302SXs055 20240302SXs059 20240302SXs061

 滝の獅子夫婦も仲睦まじく息子を落としていました。

20240302SXs063 20240302SXs072

 明(あかり)ちゃん。年取ったな〜〜〜ヨボヨボッて感じ。でも、なんとかお元気そうでなによりでした。嬉しい!

20240302SXs083

 昼食は、神田明神前の蕎麦屋「きやり」。ここの蕎麦は、北海道雨竜町産だそうです。「海老と三つ葉のかき揚げそば」を頂きました。手打ちらしい「腰」のあるお蕎麦。コーフンしましたよ (^^♪