密教の旅の二日目。京都から高速バスで高野山へ。この日は強い雨。カメラをビショビショにしながらの参拝になりました。
普賢院。ここも宿坊。 紅葉が美しい!のだけれど強い雨風でそれらしく撮れない。

千住さんの襖絵。絵や像で撮影OKなのはこれだけでした。いい絵ですね。千住一家って凄いな〜と改めて感じます。音楽に絵画に … 多彩な子供たちを育てたお母さんの子育て術ってとんでもないものだろうと感心します。


お昼ご飯を食べたのは「角濱」というごまどうふのお店。とっても美味しかった1胡麻豆腐が大豆じゃなくて葛で作ってあって滑らか!うどんの汁も美味しいし、ぜんざいも美味しかった。感激した女房がお土産に、胡麻豆腐を買って帰りました。高野山へおいでの時は是非、味わってみてください。
高野山霊宝館では発見がありました。並んでいる仏像は、焼き討ちにあった延暦寺とは大違い。国宝級のものがゴロゴロあります。
中でも私が溜息を漏らしたのが、八大童子。運慶の作です。私が仏像の中で最も好きなのが無着。無着も運慶の作と伝わります。鎌倉時代の仏師ですから、力強さもありますが、深い思慮と物憂い優しさが見られます。東博で見たときには、高い台の上だったのですが、霊宝館では目と目が合う位置。運慶の表情がとことん好きであることを再認識しました。