生禿も楽しみにしていた黄檗山萬福寺。大らかで明るいお寺です。
まずは昼食。実は早朝から動き回ってお腹がペコペコ。でも萬福寺の名物を食べたくで我慢をしてここまでたどり着きました。薬膳料理の萬(ばん)で名物の胡麻豆腐の載った茶蕎麦を頂きました。納得しました !(^O^)!
写真撮影も自由で、中国風の四天王を撮りました。なんとも太っ腹な気持ちの良いお寺です。
四天王寺では、仏教寺院は社会福祉によって国を治める拠点でした。ですが、時代が下ると寺院は、人々の欲望 − 食欲と性欲を充たす拠点としても機能し始めます。浅草寺が典型ですが、門前には様々な料理屋、門の裏には歓楽街(女郎屋を中心とする吉原)。江ノ島の弁天様も俗称は「オマンコ様」でした。福祉で治め、快楽で司る。政治の「本堂」なんでしょうね。今回の旅では、その代表である四天王寺と萬福寺を巡ったことになります。
ん!萬福寺の本尊の上の額に「真空」の文字。時間と空間の物理を探求している生禿としては見逃すわけにはいきません。帰ったらゆっくり調べてみましょう。
*調べてみたら … 「真空」は明治天皇の宸筆とか。汚らわしいものを見てしまいました。
え!監視員さん?女房はモデルさんだと言います。商売っ気が講じて?美女を置いているのではというのです。実際は、トークショーの後に踊りを披露する方でした。要は、出待ちだったんです。だったら、暖かい控え室を用意してあげればいいのに … と思った次第ですが、事情は分かりません。