昨日、S.Hさんからメールを頂きました。彼女は自分史を書こうとしたことがあるそうです。まだアラフォーですが、ご自身の容姿と同様に公私ともに華やかな人生を送っているS.Hさんの自分史はさぞ面白いものになるでしょう。
野次馬の一人としては、S.Hさんの恋愛遍歴など是非是非読んでみたいのですが、自分史で最も気をつけねばならないのが「赤裸々な告白」。特に、恋愛や融資などについての実名入りの記述は、たとえ故人であっても、その親族に迷惑となる場合があります。
どうしても恋愛遍歴などを赤裸々に書きたい!とお考えの方は、飯島愛さんの「プラトニック・セックス」を参考にして下さい。極めて具体的に書かれて興味をそそられますが、見事に「他人への迷惑」リスクは回避されています。プロの技を感じます。私も自分史編集をお手伝いしますが、「赤裸々な告白」のリスクマネジメントは難しいものです。読者を惹きつける「赤裸々さ」と「迷惑回避」を同時に実現するのは、悪魔のような細心さと天使のような大胆さを兼ね備える必要があります。
すぐ思いつく印象に残った出来事は確かにインパクトがあり、読み手にも興味津々で読み進めて貰えるものです。ですが、それは一度きりのこと。また読みたいとは思わないでしょう。特に自分史では、自らの人生を省み、自らを見つめた時間がにじみ出るものです。思い出した話をそのまま書いたのでは、面白いエッセイにはなりますが、味わい深い自分史にはなりません。
自分史ノートを常に持ち歩き、思い出したことを書き留め、それを静かに見つめ続ける。そういう「ゆとり」と「深み」が、読み手に読み返す度に新たな何かを与えるものにするのです。
自分史を書き始めてはみたもののすぐに頓挫する方も多いようです。それで良いのです。一度書くことで、自分の思いを外に出し、それを見つめ直す機会を得たのです。投げ出さずに、ゆっくり時間をかけて深めていけばいいのです。プロの編集者に手助けして貰えば、自分史を早く仕上げることができますが、読み手の心を動かし長く記憶に残るものにしたいのなら、熟成させる時間が必要なのだと思います。
自分史ノートの作り方については、βマーケティング編集室でご案内しておりますので参考にして頂ければ幸いです(リンクの「編集サービス」をクリックして下さい)。
野次馬の一人としては、S.Hさんの恋愛遍歴など是非是非読んでみたいのですが、自分史で最も気をつけねばならないのが「赤裸々な告白」。特に、恋愛や融資などについての実名入りの記述は、たとえ故人であっても、その親族に迷惑となる場合があります。
どうしても恋愛遍歴などを赤裸々に書きたい!とお考えの方は、飯島愛さんの「プラトニック・セックス」を参考にして下さい。極めて具体的に書かれて興味をそそられますが、見事に「他人への迷惑」リスクは回避されています。プロの技を感じます。私も自分史編集をお手伝いしますが、「赤裸々な告白」のリスクマネジメントは難しいものです。読者を惹きつける「赤裸々さ」と「迷惑回避」を同時に実現するのは、悪魔のような細心さと天使のような大胆さを兼ね備える必要があります。
すぐ思いつく印象に残った出来事は確かにインパクトがあり、読み手にも興味津々で読み進めて貰えるものです。ですが、それは一度きりのこと。また読みたいとは思わないでしょう。特に自分史では、自らの人生を省み、自らを見つめた時間がにじみ出るものです。思い出した話をそのまま書いたのでは、面白いエッセイにはなりますが、味わい深い自分史にはなりません。
自分史ノートを常に持ち歩き、思い出したことを書き留め、それを静かに見つめ続ける。そういう「ゆとり」と「深み」が、読み手に読み返す度に新たな何かを与えるものにするのです。
自分史を書き始めてはみたもののすぐに頓挫する方も多いようです。それで良いのです。一度書くことで、自分の思いを外に出し、それを見つめ直す機会を得たのです。投げ出さずに、ゆっくり時間をかけて深めていけばいいのです。プロの編集者に手助けして貰えば、自分史を早く仕上げることができますが、読み手の心を動かし長く記憶に残るものにしたいのなら、熟成させる時間が必要なのだと思います。
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