今は5種類の目薬を、左右の目に一日4回注しています。何時、何を注すのか、間違えないように「指示書」を作成し、携帯にアラームをセットしています。
だいたい一回に3種類の目薬を注します。次の目薬を注すまで5分の間隔を置かなければならないので、10分以上かかります。
これでも、目の炎症が治ってきているので、各目薬の回数は減ってきているんです。最盛時?は、一日6回の薬もありました。目薬アラームに追い立てられている日常がありました。それだけでも、結構なストレスでしたヨ。
さて、この目薬が減るように、毎日キッチリと目薬を注していきたいと思います(お医者さんからは、「キチンと注しているので、薬がどの程度効いているか判断できるので助かります」と評価されてます)。
医師の能力を引出すのは「患者力」です。その基礎は、処方された薬を、処方された通りに使うことです。そうすると、医師は薬が効いているのかどうか、判断できるようになります。適切な治療法を選択することができるようになります。だから、「医力の促進は、患者力の向上から」なんです。
自分自身の経験から、薬学部の学生に教えるポイントが増えました。「薬剤師は患者さんが、処方通りに薬を使っているのかチェックする義務がある」。「その方法を考えるのがこれからの薬剤師の仕事だ」と。ラインで薬時刻を伝えるのもいいし、薬時刻に使う薬を表示するアプリを使ってもいい。とにかく、そういうことを患者さん一人一人の特性に合わせて考え、患者さんとやりとりできる「信頼関係」をどう作っていくかが、薬剤師の最大の仕事になると。