「ワイド版 はじめての俳句づくり」 辻桃子/安部元気 2006年 日本文芸社
「はじめての俳句づくり」のワイド版。「はじめてのやさしい俳句の作り方」の元になった本です。同じ内容の本を違う版で読むと理解が深まりますね。以下は特に印象に残った句です。
外にも出よ触るゝばかりに春の月 中村汀女
さみだれや大河を前に家二軒 与謝蕪村
菜の花や月は東に日は西に 与謝蕪村
生きかはり死にかはりして打つ田かな 村上鬼城
なほ北に行く汽車とまり夏の月 中村汀女
瀧の上水現われて落ちにけり 後藤夜半
満開の森の陰部の鰓(えら)呼吸 八木三日女
チチポポと鼓打たうよ花月夜 松本たかし
啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 水原秋桜子
