神田明神は現在の江戸城の近く、艮の方向の建てられました。そこにあったのは将門の首塚。神田明神が移転した後も首塚は残り、現在でも神田祭の神輿は、将門塚を通ります。弱きを助け強きを挫く。民に慕われた将門。政治にも商売にも向いていない、真人間です。という訳で、私は将門を慕っております。なのですが、ここ数年、お参りをしてません。これはイカンという訳で、参ることにしました。

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 コロナ禍で数年訪れなかったら、すっかり様子が変わっていました。首塚そのものは変わりませんが、周りがすっかりサッパリしてしまいました。これはこれで、将門らしい厳しさも感じられて良いのかも。

 せっかくですから江戸城にも寄りましょう。

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 この日の江戸城は、西洋系の方々の団体がとても多くてビックリ。素直に言えば、中国の方よりも好感が持てます。

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 二の丸雑木林に入ると、咲いていたのは盗人萩(豆科)。名前が … この花には可哀想な気もしますね。

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 ガマズミ(レンプクソウ科)。こんな可愛い花なのにガマって …。

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 オトコヨウゾメ(レンプクソウ科)。同じ科のですが、こちらの葉は名に相応しいように思います。私好みの葉です。

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 菖蒲田には、まだ水がはられていません ← まだ10月ですから当然ですが。

 二の丸池には、コウホネとアサザが可愛いい黄色を添えていました。

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 大手門を出ると、内堀に青鷺君です。強い日差しに、鮮やかな白い羽が映えます。

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 内堀沿いを歩いていいたら、2頭立ての馬車が2台、車列を伴って江戸城内に入って行きました。警察官に「あれは誰の車列か」と聞くと「馬車には新任のノルウェー大使が乗っている」「就任の儀式を行う」のだと言います。江戸城内で「訓練のため」に走らせている馬車を見たことはありますが、実際に賓客を乗せて走っているのを見たのは初めて。シャッターチャンスを逃したのが残念でした。聞けば、「東京駅から送り迎えする」のだそうです。

 内堀を離れて、日比谷公園に。

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 心字池に、青鷺君です。この日は鷺の日でした。小魚を咥えて … 食べてました。

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 雲形池はすっかり秋の雰囲気です(まだ紅葉はしてませんが)。

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 藤棚の下のベンチで休む様々な人々。散歩の園児も通ります。老若男女みんなの日比谷公園ですネ。

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 露草がまだ咲いていました。葉は枯れかかっているのに、花はまだ咲いている。強い花です。

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 銀座に出て会食。美味しい天麩羅を頂きました。経営は難しい。それを確認した1年でした。私は社長をやったことがありません。柄ではないし、その気もありません。それで良かったな〜、とつくづく思います。あんな面倒くさくて厄介なもの。誰がやるもんか、です ← でも、誰かがやってくれないと世の中治まらないのですが …。