日本広告学会 デジタルシフト5「顧客視点のeコマースマーケティング」
アマゾン 代理店事業本部長 成田 啓
アマゾン 代理店事業本部長 成田 啓
アマゾンは電通との連携を強めており、電通が主催する「デジタルシフト」での講演会が実現しています。これを聴き逃す手はありません。以下は公演の内容の要約です。生禿の聞き違いや勘違いがありましたらご容赦下さい。
・イノベーション
アマゾンエコー(アレクサ)、ドローン(配送)、決済(無人店舗)、映像。
・信念
インターネットを介して価値を提供する。
お客様を大切にする会社であること。
お客様の生活を簡単にする。
長期に頑固に行う。
硬い信念を持つが、運用は柔軟に(アマゾンオークションの失敗から、マーケットプレイスへ)。
・顧客視点で考える
価値、利便性、選択性(オムニチャンネルを含む)。
・アマゾンの体系(インプットを大切にする)
開発するときに事前にプレスリリースとFAQを書く=顧客志向の実現。
2マイのピザで足りるくらいの規模のチームでは進める。
・事業の概要
PCは年齢の高い男性。モバイルは若い女性が中心。
レジ無し決済の実店舗を全米で展開し始めている。
タッチポイントとしてのeコマース。どの売り手も平等な機会を提供する。アマゾンを利用して市場に認知され、大きくなった企業がある。
「知る場」と「買い場」を兼ね備える。担当は宣伝なのか販促(営業)なのか。メーカーの中に、eコマースチームができている。
アマゾンでの商品検索が増えている(グーグルではなく)。アマゾンでウィンドウショッピングして、リアル店舗で買うことも。レコメンデーションなどのセルフサービスプロダクト。
商品の画像が詳細に用意されている方が売れる。商品の比較と説明を丁寧にしていると売れる。レビューがついていないものよりレビューがついているもののほうが売れる、などの助言を行っている。
・注力領域
検索連動広告
商品詳細まで行くとレコメンに出てくる。
りマーケティング。買わないで離脱する人が圧倒的に多い。
検索の上位に出てくるが重要。
アマゾンのサイトの外での広告のも注力している(運用型)。
データ
デバイスをまたがる行動もIDできている。広告代理店のCRMデータやオーディエンスデータを連動して動かす(代理連のDMPとアマゾンのデータを突合して、ターゲティングする)。最近の閲覧履歴を基にライフスタイルセグメント。情報行動と購買履歴を統合する。データを売っている会社のデータも統合している。
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